
診療科案内
胎児診断外来
胎児診断外来
受診のご案内
妊婦検診も行っていますが、事前にご相談ください。完全予約制になっております。
受診時間 (完全予約制となっております)
-
月・水・土曜日
9:00~18:00
受診の流れ
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受診予約
お電話【099-230-0100(平日8:30~17:30)】にて相談内容をお伝え下さい。 - 予約確定
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受診当日
当日は、受付で胎児診断外来受診の旨をお伝えください。
当日お持ちいただくもの
- 母子手帳
- (お持ちであれば)紹介状
お問い合わせ
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電話番号
099-230-0100(平日8:30~17:30)
アクセス
-
所在地
890-0062
鹿児島市与次郎1丁目7番1号
米盛病院へのアクセスはこちらからご覧ください。
各種主な検査
遺伝カウンセリング
高齢妊娠、遺伝性疾患などで、妊娠や妊娠継続を悩まれている方への相談にお応えします。
また、胎児診断を受けるには、まず遺伝カウンセリングを受けていただくことが必須です。
NIPT(新型出生前検査、母体血胎児染色体検査)(妊娠10週~16週未満)
妊婦さんから10~20mlの血液を採取し、胎児が21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、13トリソミー(パトウ症候群)である可能性を調べる検査です。結果は2週間ほどで判明し、「陽性」「陰性」または「判定保留」と報告されます。(確定診断には別途、羊水染色体検査や絨毛染色体検査が必要です。)
妊娠初期胎児超音波詳細検査(妊娠12週前後)
胎児を詳しく超音波でみることにより、胎児が21トリソミー(ダウン症候群)や18トリソミー、13トリソミーである可能性を確率で示す検査法です。
コンバインドテスト(組み合わせ検査)(妊娠12週前後)
母体年齢、超音波検査、生化学検査(採血)の組み合わせによって、胎児が21トリソミー(ダウン症候群)や18トリソミー、13トリソミーである確率を示す検査法です。上記検査より更に高い検出率で、2日後には結果が判明します。
クアトロテスト(妊娠15週~)
母体血中の生化学物質の計測値に母体年齢を加味して、胎児が21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、神経管閉鎖不全症である確率を示す検査法です。
妊娠中期・後期胎児超音波詳細検査(妊娠18週~)
当院が定めるチェックリストに沿って、胎児に明らかな異常が無いかどうかを、十分な時間をかけて検査します。妊娠18週~28週が見やすいことが多いのですが、いつでもお受けいたします。妊娠22週未満では、遺伝カウンセリングが必須です。
羊水染色体検査(妊娠16週前後)
羊水を採取して染色体疾患の有無を判定します。
絨毛生検(妊娠11週~13週)
胎盤の一部を採取して染色体疾患の有無を判定します。
※染色体検査は、2~3週間で結果が分かりますが、1週間ほどである程度分かる方法(FISH法)を併用することも可能です。
その場合は、別途料金をお支払いいただきます。
各種胎児遺伝子検査
原則として、妊娠前から遺伝カウンセリングを受けていただきます。妊娠してからの対応はまず不可能です。
3D・4Dエコー
顔の動きなどを、リアルタイムに見ることができます。まれに口唇裂などの異常が疑われる場合があります。その場合は胎児超音波詳細検査を引き続き行う場合があります。DVD-Rへの録画も可能です。
その他
※染色体検査は、2~3週間で結果が分かりますが、1週間ほどである程度分かる方法(FISH法)を併用することも可能です。その場合は、別途料金をお支払いいただきます。
※胎児の父子鑑定等の親子鑑定は一切お断りしております。
※検査による副作用については、来院時にご説明いたします。
※その他の検査についてはお問い合わせ下さい。
(2022年9月現在)
料金のご案内
健康保険が適用にならない検査のため、全額自己負担になります。
検査名 | 料金(税込) |
---|---|
遺伝カウンセリング(~60分) | 11,000円 |
NIPT(新型出生前検査、母体血胎児染色体検査)(妊娠10週~16週未満) | 138,600円 |
妊娠初期胎児超音波詳細検査(妊娠12週前後) | 27,500円 |
コンバインドテスト | 49,500円 |
クアトロテスト | 27,500円 |
妊娠中期・後期胎児超音波詳細検査(妊娠18週~) | 27,500円 |
羊水染色体検査(妊娠16週前後) | 110,000円 |
絨毛染色体検査(妊娠11週~13週) | 143,000円 |
染色体検査でFISH法を併用した場合 | 検査料金+33,000円 |
各種胎児遺伝子検査 | 110,000円 |
3D・4Dエコー | 11,000円 |
※その他の検査料金についてはお問い合わせ下さい。
(2022年9月現在)
Q&A
遺伝カウンセリングとは何?それは必ず受けなくてはいけないの?
正確な情報を正しく理解し、様々な問題点を整理することにより、それぞれの方にとっての選択をするためのお手伝いが遺伝カウンセリングです。妊婦さんへの遺伝カウンセリングの目的は、おなかの赤ちゃんのことを理解して、妊娠生活を過ごしていただくことです。出生前検査を受けるかどうかやその目的はお一人おひとり異なります。おなかの赤ちゃんについて心配な事があるなら、出生前検査を受けるかどうかに関わらず、臨床遺伝専門医や認定遺伝カウンセラーによる遺伝カウンセリングを受けてみませんか。