CE課

 ご挨拶

臨床工学技士について

臨床工学技士はClinical Engineer(CE)と呼ばれ、医学と工学の両面を兼ね備えたメディカルスタッフの一職種であり、現在の医療に不可欠な医療機器のスペシャリストです。医師や看護師、各種医療技術者とチームを組み、生命維持管理装置の操作及び管理を担当しています。ME機器管理室では院内の医療機器が安全に使用できるように保守・点検を行っています。
当院は24時間365日救急医療に対応しているため、臨床工学技士も常時対応できるように夜勤とオンコールの体制をとっています。臨床だけでなく、学術活動や各種認定士取得も積極的に行っているため、日々成長できる環境です。また、男女共に子育て世代が多く、仕事と家庭の両立ができる働きやすい職場を目指しています。

 

部署理念

  • 専門性の向上
  • 安定化された医療技術提供
  • 関連部署とのチーム連携強化

 

取得資格

体外循環技術認定士 2名
消化器内視鏡技師 2名
透析技術認定士 3名
3学会合同呼吸療法認定士 3名
AHA(アメリカ心臓協会)BLSプロバイダー 3名
日本救急医学会認定 ICLS 1名
ITE(Intervention Technical Expert) 1名
MDIC認定 1名

(2019年7月現在)

 

所属委員会

  • 医療安全委員会
  • 医療機器安全管理委員会
  • 感染対策委員会
  • 医療ガス委員会
  • 災害対策委員会
  • 救急委員会
  • 手術室委員会
  • 学習委員会

 

業務紹介

超急性期から慢性期的な業務まで幅広く従事しており、以下が各領域内容です。

(2019年8月31日現在)

 

高気圧酸素療法業務

高気圧酸素療法は、大気圧よりも高い気圧環境の中で、高濃度の酸素を吸入することによって、病態の改善を図る治療です。当院は第1種装置を保有しており、日本高気圧環境・潜水医学専門医の指導の下、さまざまな疾患の治療を行っております。

 

救急救命・集中治療業務

ハイブリッドERはCT検査やアンギオ、手術などを同室内にて行える救急初療室であり、麻酔器・人工呼吸器・経皮的心肺補助法(PCPS)・大動脈内バルーンパンピング(IABP)などの生命維持管理装置や除細動器・LEVEL1・電気メス・低体温療法装置などの医療機器の操作及び管理を行っております。 また、緊急アンギオや緊急内視鏡などのさまざまな緊急治療に対して、医師や看護師、各種医療従事者と共に安全かつ迅速に対応できるようにしております。 さらにチーム医療の一員として、情報共有と臨床工学技士としての知識向上を目指し、救急科で行われる医師とのカンファレンス及びICUラウンドに参加しております。

 

周術期業務

年間3,800件以上の手術を行う当院の手術室の麻酔器、照明、電気メスやポンプ類などの医療機器の保守点検はもちろんのこと、整形外科・外科・脳神経外科領域にて術中に使用するナビゲーションや脊椎刺激誘発電位操作、手術室内視鏡・顕微鏡機器などの操作及び管理を行っております。 また、生体情報モニター関連や中心静脈ルートの直接介助などの麻酔科医介助業務を積極的に行っております。

 

ME機器管理業務

毎朝、ドクターヘリやドクターカーに搭載してある医療機器をはじめ、院内の全ての生命維持監視装置、除細動器、生体情報モニターの始業点検及び動作中点検を行っております。また、院内の医療器機をひとつひとつ丁寧に清掃・点検を行い、安全な医療器機の提供を行えるようにME機器管理室にて中央管理を行っております。
機器管理ソフト(ZERO ME)を導入し、機器運用の効率化も図っております。

 

人工心肺業務

心臓や大血管の手術では、心臓を止めて、人工心肺装置を使用し、体外循環(心臓や肺の代行)を行います。これらの機器を操作及び管理するのが臨床工学技士であり、当院では人工心肺装置はもちろんのこと、自己血回収装置などの周辺機器の操作及び管理、麻酔科医の介助、心臓血管手術時の術野の清潔介助も積極的に行っています。
また、循環器内科と心臓血管外科の合同ハートチームカンファレンスに参加し、情報共有と知識向上に努めております。

 

呼吸療法業務

人工呼吸器装着時の始業点検、設定、接続における対応を医師・看護師と共に行っています。日勤帯と夜勤帯の動作中点検を行い、人工呼吸器が安全に作動しているか確認を行い、また、患者様の呼吸状態に合っているか常に考え、医師へ相談を行っています。
人工呼吸器のみならず、酸素使用を必要とするネーザルハイフローやインスピロンなどのデバイスをはじめ、夜間睡眠時無呼吸に対しての検査・治療にも携わっています。

 

血管治療業務

ハイブリッドER室・アンギオ室・ハイブリッドORにおいて、脳・心臓・胸腹部・上下肢に対する検査及び治療に携わっています。全てのアンギオ検査及び治療において直接介助、外回り、デバイス管理、各機器の操作管理を行っており、特に心臓アンギオの外回りではポリグラフ操作、IVUSやFFRなどのモダリティーの操作、PCPSやIABPの操作管理、一時ペーシング、デバイス管理などを行っております。
また、脳カンファレンスやハートカンファレンスに参加し、医師や看護師、各種医療従事者と共に症例の振り返りを行っております。

 

不整脈治療業務

心臓植込み型デバイス関連では、ペースメーカー植込みの際の直接介助や、プログラマー操作、ペースメーカー外来を行っております。また2019年4月よりアブレーション業務を開始し、清潔野での介助、カルトや周辺機器の操作行っております。
リードレスペースメーカーやICD、遠隔モニタリングの管理など今後さらに業務を拡大していく分野です。

 

血液浄化業務

個人用透析装置を用いて外傷性疾患や循環器疾患、脳血管疾患などの血液透析の患者様の対応を行っております。また、血液透析だけでなく腹膜透析の対応も行っております。穿刺困難なバスキュラーアクセスに対しては、エコーガイド下穿刺やシャントトラブル時はシャントエコーを行います。
集中治療領域では持続的血液濾過透析療法をはじめ、エンドトキシン吸着、薬物中毒DHP、血漿吸着、血漿交換、CARTなどのさまざまな急性期の血液浄化療法に対応しております。

 

内視鏡業務

臨床では上部・下部・気管支・咽頭内視鏡の介助・外回り、検査・治療後のスコープ及び処置具の点検・洗浄・消毒・管理を行っております。
機器管理として、電子内視鏡装置システムや高周波電気手術装置、アルゴンプラズマ凝固装置、備品、室内環境の始業点検・使用後点検・定期点検を行い、洗浄業務ではスコープや処置具の洗浄、自動洗浄機の薬液交換や水フィルターの交換、洗浄記録管理などを行っています。
また、内視鏡画像の情報管理や医療機器の運用管理、コスト管理などの内視鏡室のマネジメントも行っております。

 


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