閉塞性動脈硬化症
病気の概要
手足の血管の動脈硬化がすすみ、血管が細くなったり、つまったりするなど、正常な血流を保てなくなる病気です。
症状について
初期は、手足の冷たさやしびれなどの症状が生じます。
第2期(間歇性破行)は、歩いた時に、足のしびれや痛み、冷たさを生じます。一定の距離を歩くと、足が痛くなり歩けなくなりますが、しばらく休むと、また歩けるようになるという状態もみられます。
第3期(安静時疼痛)は、何もしていない状態でも手や足に痛みを生じます。
最も症状が進行した場合、血液が行き届かなくなった手足に、治りにくい傷(潰瘍)ができたり、黒く壊死することもあります。
検査について
治療
血流がこれ以上少なくならないようにすることが重要で、「運動療法」「薬物療法」が第一選択肢です。運動療法では、歩くことによって血流の改善を行います。
症状が進行した場合は、カテーテル治療やバイパス手術を行います。
病気の予防
動脈硬化を防ぐため、生活習慣の見直しが大切です。適度な運動とバランスの良い食事を心がけてください。喫煙や飲酒、ストレスなども原因となります。
閉塞性動脈硬化症は、足だけでなく全身の動脈硬化が進んでいる可能性があります。脳血管疾患や心疾患の原因となるリスクが高いため、検診で全身を詳しく調べ、状態を把握しておくことをおすすめします。
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良いか迷ったときなどお電話ください。
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