外反母趾
病気の概要
日常的にハイヒールなどつま先が細くなっている靴を履くことで、足の親指の先が人差し指の方に「くの字」に曲がり、親指のつけ根の関節が飛び出てしまう症状のことをいいます。女性、偏平足や関節リウマチの人によく見られ、加齢とともに変形が悪化します。
症状について
靴などで圧迫されると関節の飛び出た部分に痛みや腫れ、炎症などが生じます。進行すると、靴を履いていないときにも痛みが生じます。
検査について
変形は見た目に明らかです。靴を脱いだ状態でも常に痛みがある場合には手術を行う必要があります。
治療
保存療法として靴の変更(先端部分が広い靴を選ぶ、ハイヒールを避けるなど)や装具療法、運動療法(足の指を動かす体操など)を行いますが、症状が改善しない場合や痛みが強い場合は、手術療法を検討します。
-
外反母趾体操(足の指を開く運動)
-
病気の予防外反母趾用装具
出典:日本整形外科学会パンフレット
-
監修:長谷 亨
整形外科/関節グループ/骨粗鬆症センター長
お腹や頭が痛い、急なケガ、病院に行ったほうが
良いか迷ったときなどお電話ください。
良いか迷ったときなどお電話ください。
24
時間救急相談ダイヤル