擦過傷(すり傷)
病気の概要
擦過傷とは、皮膚表面がこすられて、すりむけてできた傷のことをいいます。道路のアスファルトやブロック塀などにこすれた時にできる、いわゆるすり傷のことをいいます。皮膚の傷自体は浅く、治りは早いですが、傷口の汚染状況によっては感染症を発症することもあります。
症状について
けがをした部分に痛みが生じ出血します。石や砂などが傷口に入り込むことも。感染症を合併すると痛みが増し、腫れることがあります。
検査について
石や砂などの異物が傷口に入り込んでいないか確認します。感染症(破傷風)の発症が心配される場合には、細菌培養検査や血液検査などが行われることがあります。
治療
受傷後すぐに傷口を洗い流し、石や砂などの異物を取り除きます。傷の範囲が広い、あるいは異物の除去が難しい場合には、医療機関を受診されることをおすすめします。
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監修:山下 学
整形外科/外傷グループ
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