あんべがわるい時に ~ケガ・病気ガイド~ 体が痛い、調子が悪い...そんなときに病院に行ってよいのか、どの科を受信したら良いかわからない、などの不安はありませんか?米盛病院の医師がそんな不安に役立つように疾患についてお答えしています。受診の際にお役立てください。 あんべがわるい時に ~ケガ・病気ガイド~

打撲傷(うちみ)

病気の概要

打撲傷(うちみ)は転落や転倒、交通事故、スポーツ中の事故などによって、体の一部に強い衝撃が加わることで、腫れや皮下出血(あおあざ)が生じることをいいます。日常生活でできる打撲傷は、一般的に数日から数週間で治るものがほとんどです。

症状について

日常生活で負うような軽い打撲傷では、患部の痛みや腫れ、熱感、発赤などが生じます。あざを作ることもありますが、治療しなくとも自然に消滅することがほとんどです。重度の打撲傷になると皮下血腫を形成したり、しびれが生じたりすることがあります。この皮下血腫が大きくなると、患部の血流が阻害されて周辺組織が壊死すること(コンパートメント症候群)もあり注意が必要です。

検査について

打撲傷は骨折と共通した症状がみられるため、X線(レントゲン)検査やCT検査などの画像検査を行うことがあります。

【ご参考】

治療

患部の冷却や圧迫を行い、なるべく安静を保つことで症状は改善します。血腫が形成されている場合には、血腫をドレナージしたり手術で除去したりします。

  • 監修:山下 学

    整形外科/外傷グループ

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