打撲傷(うちみ)
病気の概要
打撲傷(うちみ)は転落や転倒、交通事故、スポーツ中の事故などによって、体の一部に強い衝撃が加わることで、腫れや皮下出血(あおあざ)が生じることをいいます。日常生活でできる打撲傷は、一般的に数日から数週間で治るものがほとんどです。
症状について
日常生活で負うような軽い打撲傷では、患部の痛みや腫れ、熱感、発赤などが生じます。あざを作ることもありますが、治療しなくとも自然に消滅することがほとんどです。重度の打撲傷になると皮下血腫を形成したり、しびれが生じたりすることがあります。この皮下血腫が大きくなると、患部の血流が阻害されて周辺組織が壊死すること(コンパートメント症候群)もあり注意が必要です。
検査について
治療
患部の冷却や圧迫を行い、なるべく安静を保つことで症状は改善します。血腫が形成されている場合には、血腫をドレナージしたり手術で除去したりします。
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監修:山下 学
整形外科/外傷グループ
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