鎖骨は、首のすぐ下の左右対称に盛り上がっているS字型をした骨のことです。鎖骨骨折は全骨折中の約1割を占めます。転倒や転落するなどして、肩や腕に衝撃を受けて折れる場合が多く、子どもに多いのが特徴です。
転倒などにより、肘や手をついたときの衝撃で起こることが多い骨折です。特に骨粗鬆症を有する高齢女性に多くみられます。
脱臼とは、関節の骨が正常な位置からずれてしまった状態のことをいい、原因が外傷によるものを外傷性脱臼といいます。中でも肩関節は人体の中でも運動範囲が大きく、骨による構造が浅いためもっとも脱臼しやすい関…
頸椎椎間板は背骨をつなぐクッションの役目をしていますが、その椎間板の一部(髄核)が後側方に突出して、神経根が圧迫されることで発症します。主な原因は、加齢や喫煙、遺伝などによるものが多く、30~50歳…
背骨をつないでクッションの役割をしている椎間板の加齢に伴う変性に伴って、頚椎の終板に、骨の出っ張り(骨棘)ができることがあります。これが神経根(脊髄から左右に枝分かれする細い神経)を圧迫すると神…