脳血管内にできた「こぶ」が、血圧が急激に上がった時に破裂して出血することがあります。脳内への出血や血のかたまりが脳を圧迫し、圧迫された部分によって、さまざまな症状を起こす病気です。
脳の軟膜(脳を包んでいる髄膜の最も内側にある膜)の外側にあるくも膜の内側に出血する病気です。出血量が多い場合には、意識がなくなり短時間で命を落とす危険があります。 40代以上の中高年や高齢者の方は、脳動…
硬膜外血腫は、頭蓋骨と、脳を覆う髄膜の一番外側の層との間にある動脈や太い静脈(静脈洞)からの出血が原因で起こります。出血の多くは、頭蓋骨骨折により血管が破れたことで起こります。放置した場合、命を落と…
急性硬膜下血腫は転倒・転落、交通事故など強い頭部外傷の大量出血により、頭部外傷の数分から数時間後に症状が起きることがあります。 また、脳に打撲や硬膜外に血腫がある方に発症することもあります。 脳が腫れ…
当院で治療可能な脳腫瘍には髄膜腫、聴神経鞘腫(ちょうしんけいしょうしゅ)などの神経鞘腫、海綿状血管腫、脊索腫(せきさくしゅ)、軟骨肉腫などがあります。
脳は髄液と呼ばれる無色透明の液体に包まれ、浮かんだ状態で存在します。髄液は外部環境の変化や、衝撃から脳を守ります。髄液は脳の形状を保つ働きをするために毎日生産され、脳の周辺で吸収されています。 水頭症…
胃に潰瘍(皮ふや粘膜の表面が炎症を起こしてできた傷がえぐれた状態)ができる病気です。胃の粘膜がピロリ菌に感染することが主な原因と考えられています。また、ストレスや、痛み・炎症・熱を抑えることな…
胃から続く十二指腸という消化器官に潰瘍(皮ふや粘膜の表面が炎症を起こしてできた傷がえぐれた状態)ができる病気です。十二指腸の粘膜がピロリ菌に感染することが原因と考えられています。また、ストレス…
虚血性腸炎とは、大腸などの血流障害により炎症や潰瘍が発症し、腹痛や嘔吐、血便などがあらわれる病気です。高齢者や糖尿病・高脂血症などの動脈硬化疾患を持つ患者さんに発症しやすいといわれています。また、慢…
大腸憩室は主に、便秘の頻度が高まり、便を送り出すための腸管内の圧力が高まることでその圧に耐えられなくなった大腸の壁の一部が外側に風船状に膨らむことで生じます。大腸憩室出血は、憩室内の血管が溜…