救急救命士

最新情報

現在情報はありません。

全ての一覧はコチラから

ご挨拶

救急調整室 部長 榮福 亮三

米盛病院では、救急救命士の専属の部署として救急調整室を設置しており、現在、11名の救急救命士が24時間体制で勤務しています。
救急調整室は、2014年の新病院移転時に開設された新たな部門です。設立当初は、救急救命士はたった1名しかいませんでしたが、年々、仲間が増え、役割が増え、今現在は当院救急科の一部門として、救急診療には欠かせない大きな役割を担うまでに発展しました。
当院は民間医療ヘリやドクターカーを導入し、プレホスピタル*にも積極的に取り組んでいるため、救急救命士が大いに活躍しています。救急調整室はこれから、もっともっと発展をしていく可能性を秘めた部門だと思っています。
救急医療はチームワークが欠かせませんので、チームワークを大切にできて、さらに新たな事にも積極的に挑戦できる熱意ある人に、是非、私たちの新しい仲間として加わっていただければと思います。
*プレホスピタル=病院前診療

 

部署概要

救急調整室は、救急救命士が所属する独立した専門部署として、2014年9月の新病院移転の際に開設されました。現在、11名の救急救命士が在籍しており、常時2名以上で24時間365日対応しています。
全国に先駆けて、救急救命士のクリニカルラダーを作成しており、将来的に病院管理者を目指せるようなキャリアパスを構築しています。当院では、病院外・病院内の業務を明確に分け、院内でも院外でも救急救命士の知識と技術を存分に発揮できるよう、病院救急救命士業務の構築を行っています。
当院の救急科は「出ていく救急医療」をコンセプトに掲げ、プレホスピタルに力を入れています。民間医療ヘリ「レッドウイング」は、鹿児島県ドクターヘリ補完ヘリとしてドクターヘリの重複要請に対応しています。また、鹿児島県下のどこにでもドクターカー要請があれば24時間体制で対応しています。
救急調整室では、救急車受け入れ要請(ホットライン)やドクターカー出動などの救急要請の対応、ドクターカーやドクターヘリが現場に出動した際の情報収集を全て行っています。また、ドクターカー運行や当院救急車による転院搬送の運行業務も救急調整室で行っています。さらに、プレホスピタルの現場に限って、医師の指示の下で必要に応じた救急救命士処置を実施しています(※救急救命処置の実施はラダーのランクによる)。
そして、当院救急調整室の最大の特徴は、一般市民からの救急相談窓口として、24時間救急相談ダイヤル(#7099)を設置し、年間約7,000件の救急相談ダイヤルに対応しているところにあります。夜間・休日の救急受診の相談が主となりますが、当院への受診案内だけでなく、救急医療の専門的な知識を要する救急救命士が相談者の緊急度・重症度を判断しています。また、相談者の状態に応じて119番通報へ促すなどの電話トリアージを行い、救急車の適切利用の促進を図ることで地域医療への貢献を目指しています。

民間医療ヘリ「レッドウィング」・ドクターカーのご紹介はこちら

補完ヘリ出動件数・ドクターカー出動件数・救急車受け入れ台数実績

 

業務内容

指令台業務

救急調整室には消防指令台と同様の指令台を導入しています。この指令台には、救急車受け入れ要請(ホットライン)対応、無線対応、24時間救急相談ダイヤル対応、院内内線対応など、救急診療に関わる情報を集約させています。また、指令台の前にモニタ2台を設置し、一つはIP無線から送られる位置情報を表示させ、レッドウィングやドクターカーがどの時点にいるのかをリアルタイムに把握しています。もう一つのモニタには、広域災害救急医療情報システム(EMIS)を表示させ、災害情報を把握しています。
救急調整室の指令台には、救急受入れに関する情報を集約させているので、医師、看護師、放射線技師、医療事務員などの関係者全員が情報共有を行う場にもなっています。

 

24時間救急相談ダイヤル(#7099)電話対応

24時間救急相談ダイヤルは年間約7,000件の受診相談の電話を受け付けています。病院救急救命士としてできる地域医療への貢献の一つとして、全国の行政事業の(#7119)に習い当院独自の24時間救急相談ダイヤル(#7099)を設置しております。一般市民からの怪我や急病時の病院受診の必要性や救急車の必要性を判断し、病院受診や119番通報を促しています。相談者の中には不必要な119番で病院受診をしようとしている方がいる一方で、緊急性があるのにもかかわらず自家用車で受診しようとしている方が少なくありません。不必要な救急要請や重症患者を見逃さないことを目的として24時間救急相談ダイヤルを開設していますので、僅かながらも救急車の適正利用に貢献できるよう、日々努力しています。

 

24時間救急相談ダイヤル件数

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計
平成27年度 244 313 221 292 329 403 384 432 445 383 385 451 4,282
平成28年度 438 518 423 493 471 452 446 434 487 489 420 471 5,542

 

ドクターカー・施設間搬送救急車の運行・管理

ドクターカー要請が入った際は、ドクターカーの運行・安全管理を担当し、施設間搬送においては救急救命士のみで搬送を運行しています。
現在、ラピッドレスポンスカー、ハイメディックカー、2B型救急車の3台を管理しており、要請内容に応じて運用する車両を判断しています。
ドクターカーや救急車を安全に運行するために、車両・資機材の点検を徹底し、救急救命士全員が緊急走行の安全講習を受講しています。また、医師・看護師を安全に現場に搬送するだけではなく、搬送する患者さまの病態に合わせて安全に搬送するために緊急車両の走行技術を身につけています。
プレホスピタルの現場においては、医師の指示の下に必要に応じては救急救命処置・救急救命士の特定行為を実施しています。

 

ER内補助業務

救急車やドクターヘリから搬送されてくる患者さまを受け入れる際は、医師、看護師の診療の準備やハイブリッドERの準備、院内患者搬送など、その時々のER内の状況に応じて、救急診療が円滑に行われるように補助業務を行っています。当院が掲げる断らない救急医療の実現のために、すべての救急患者を受け入れることが救急調整室の重要な業務の一つです。

 

救急患者のデータ管理

救急車受け入れ台数、民間医療ヘリ出動件数、ドクターカー出動件数、24時間救急相談ダイヤル対応件数など、救急患者のデータ管理を救急調整室で行っています。これらのデータは法人内全体で共有されています。

 

1日のスケジュール

主任Iさん
熊本総合医療リハビリテーション学院
中途入職4年目

救急調整室の業務は、その日の救急受け入れ要請の状況によって優先する業務が異なります。特に、1分1秒を争う患者さまの受け入れ時は、受け入れ準備が最優先となります。
当院では鹿児島県ドクターヘリの補完ヘリである「レッドウィング」を運用していますが、悪天候等を理由にフライトができない日は、ドクターカー要請の対応が主になります。また、休日は24時間救急相談ダイヤルの対応が非常に多く、その日の天気や季節、平日か休日かによっても救急受け入れ要請の状況は異なるため、日々臨機応変な対応が求められます。ぜひ米盛病院の救急調整室で、救急救命士の知識を存分に発揮してみませんか。

Iさんの1日(例)(日勤)※救急現場なので時間は目安です

08:30-08:35 救急科全体の朝礼
08:35-08:50 車両点検(緊急自動車の動作チェック、車内物品点検)
08:50-09:00 救急調整室申し送り、メールチェック
09:00-11:30 ウォークイン患者の診療科案内対応、救急車受け入れ・24時間救急相談ダイヤルの対応、月報チェック
11:30-12:30 昼休憩
12:30-16:00 転院搬送対応、ドクターカー出動要請時は運転手・安全管理者で出動 
16:00-17:30 各記録・データ入力の確認(救急車受け入れ・24時間救急相談ダイヤル等)、夜勤帯勤務者へ申し送り

 

プチ部署自慢!!

電話対応クレーム“0”!!

救急調整室は、部署そのものが法人内として新しい試みでもありますが、私たちは常に新しい試みに挑戦をしています。当初は救急車受け入れ要請対応(ホットライン)も24時間救急相談ダイヤルも医師によって受け入れ可否判断を行っていましたが、2016年から、すべての受け入れ可否判断を救急救命士で行うようになり、救急車受け入れ台数も大幅に増加しました。また、24時間救急相談ダイヤルも救急救命士の意見によって検証、修正を繰り返し、救急調整室開設から3年半、約18,000件の電話対応を全て救急救命士が行って参りました。これまで、救急救命士の電話対応に対するクレームが“0”という実績が私たちの自信にもつながっています。

3年間離職者“0”!!

救急調整室では、調整室内中央に大きなテーブルを置いているため、医師や看護師、コメディカル、他の部署の方々がいつでもミーティングをすることができる環境にあります。救急診療に関わる部署、医師、看護師、放射線技師、臨床工学技士、薬剤師との合同でER運営会議を実施しており、診療で起きる問題は会議の場で意見を出し合い、チームとして問題解決を図っています。
また、昼食や夜勤帯の夕食などは、医師や看護師と一緒に取ることが多く、雑談も含めながらさまざまな情報交換の場にもなっています。救急科のチームが一堂に会する場が救急調整室でもありますので、他部署との人間関係はとても良好です。もちろん救急調整室のスタッフ同士の信頼関係も厚く、現在までの3年間救急救命士は離職者が出ておらず、年々新しい仲間が増え大きなチームに成長しています。

 

資格・研修・教育

救急救命士の資格取得状況(2018年2月現在)

  • AHA-BLS インストラクター1名
  • AHA-BLS プロバイダー 8名
  • JPTEC インストラクター 1名
  • JPTEC プロバイダー 8名
  • MCLS プロバイダー 5名
  • EMSSD(EMS Safety Driver) 5名
  • EMSSO(EMS Safety Officer) 1名
  • 第三級陸上特殊無線技能士 11名

各研修会参加状況

  • ドクターヘリ講習 7名
  • 緊急時自動車 安全走行講習 10名

学会参加状況(平成29年度実績)

  • 日本集団災害医学会総会・学術集会(口演発表)
  • 日本臨床救急医学会学術集会
  • 救急医学会九州地方会(口演発表)
  • 全日本病院学会(口演発表:2演題)
  • 日本救護救急学会学術集会
  • 日本救急医学会学術集会

勉強会実施状況

  • ドクターカー検証会(月1~2回)
  • 救急相談ダイヤル検証会(月1~2回)
  • 救急救命活動一次検証会(月1~2回)
  • 学会発表予演会
  • 学会発表のための勉強会(統計基礎、プレゼンテーションスキル)
  • コミュニケーションスキル講習
  • 相談ダイヤル英語対応勉強会
  • 救急症例研究発表会(救急隊合同)

 

スタッフの声

主任Uさん
東亜大学
中途入職 4年目

私は大学卒業後、病院で活躍できる救急救命士になりたいと思い、米盛病院へ入職しました。当院が現在の場所へ移転する前の入職だったため、当時はまだ現在のような救急調整室という部署はありませんでした。また、開院以来初めての救急救命士として雇用されたこともあり、たった1名の救急救命士で正直何をしていいか分からず、「本当に病院で救急救命士が活躍できるのだろうか・・・」と不安に思いながらも日々の業務に励んでいたことを覚えています。
しかし新病院へ移転後、5名の救急救命士が入職し、現在の救急調整室という救急救命士専属の部署が開設されたことによって、病院救急救命士としてより一層働きやすい環境をつくっていただきました。
救急調整室開設後は6人体制での業務がスタートし、現在に至るまでみんなで一から救急救命士としての業務を確立させてきました。その積み重ねもあり、今では救急科の中だけでなく病院内で救急調整室の役割が認めてもらえるようになり、救急救命士として活躍する環境が整いつつあります。
また、業務以外にも様々な講習の受講や資格取得、実習や学会発表へ参加することができ、学習環境にもとても恵まれていて本当に充実した職場環境だと思っています。
私達病院救急救命士は、全国的にみてもまだまだ発展途上の職種ですが、当院の救急調整室は全国に先駆けた取り組みを多く行っています。今後も病院救急救命士のお手本となれるよう、もっともっと成長・発展していきたいと思っています。


Uさん
SOLA沖縄保健医療工学院
中途入職 3年目

私は、専門学校卒業後に医療とは全く関係のない仕事に就いていました。しかし、救急救命士の資格を活かせる仕事に就きたいと思っていたときに、米盛病院では救急救命士が医療職として働いていると聞き、転職を決めました。
救急救命士の主な業務は、救急車の受け入れや一般市民からの24時間救急相談ダイヤルの対応ですが、その他に、ドクターカーの運行、医師・看護師の診療の補助や施設間搬送などさまざまな業務があります。
1分1秒を争う場面に多々遭遇しますが、なかでも多職種のスタッフと1つのチームとして救急の現場に直接携わることができた時に、救急救命士としてのやりがいや喜びを感じます。
当院は、院内外での実習や学会発表へ参加したり、資格取得に挑戦したりすることができる環境が整っているので、個々の目標に合わせてスキルアップすることができます。
また、医師・看護師との関係も良く、合同で勉強会を開催したり、トレーニングをしたりと他職種のスタッフからも多くのことを学べる機会があります。
これから病院で働きたいと思っている救急救命士にとって、米盛病院は素晴らしい環境だと思いますので、ご興味のある方は一度施設見学へお越し下さい。


Mさん
広島国際大学卒業
新卒入職1年目

新卒として緑泉会に入職してから1年が経ちました。
この1年は病院救急救命士とは何だろう?というところからスタートし、仕事を覚えていくなかで、どうすれば自分が得た情報を簡潔明瞭に相手に伝えられるか、スキルアップするにはどうすればいいかなどを、実際に行動しながら考える日々でした。
うまくいかず失敗することも多々ありますが、理解するまで丁寧に指導してくださる救急救命士の先輩方や、ERの医師・看護師の方々にアドバイスを頂きながら、日々の仕事に取り組んでいます。
仕事内容としては、緊急時に受診すべきか救急車を呼ぶべきかを24時間365日相談できる救急相談ダイヤルの電話対応や、救急隊からの受入要請対応、施設間搬送、ドクターカー運用などを行っています。その他に、希望者は学会や院外研修へ参加したり、MCLSなどのコースへ参加したりすることもできます。
また、緑泉会では仕事や研修、忘年会などのイベントを通して、様々な職種のスタッフとの交流を深めることができます。休みの日は同期入職のスタッフと市外へ遊びに行ったり飲みに行ったりして、公私ともに充実した日々を過ごしています。
当院にご興味をお持ちの方は、病院救急救命士の仕事の雰囲気を感じに、ぜひ見学へお越しください。

 

卒業学校一覧

熊本県

  • 熊本総合医療リハビリテーション学院

福岡県

  • 公務員ビジネス専門学校
  • 福岡医健専門学校

沖縄県

  • SOLA沖縄保健医療工学院

山口県

  • 東亜大学

広島県

  • 広島国際大学

平成28年6月現在

リクルートに関するお問い合せは、お気軽にこちらまでご連絡ください。
〒890-0062 鹿児島市与次郎1丁目7番1号
TEL:099-230-0114(直通)099-230-0100(代表)FAX:099-230-0101
E-mail:jinji@yonemorihp.jp

担当:社会医療法人緑泉会 人材開発室

bnr_p_recruit