ER 師長
C.Yさん
鹿児島医療福祉専門学校
2014年中途入職
難民キャンプで活躍する看護師に憧れたことが、今の私の原点。
看護師を目指したきっかけは、10歳の頃、アフリカの難民キャンプを特集しているテレビ番組を見たことです。看護師が活躍している場面を見て、憧れを抱きました。晴れて看護師資格を取得後、大阪の病院に就職。その後アメリカに語学留学し、国際救援に力を入れている名古屋の病院に就職しました。働きながら国際救援要員として活動するために、必要な研修に参加し、2008年にフィリピン地域保健事業(6ヶ月)、2010年にタンザニア難民キャンプ支援事業(1年)、2012年にハイチ大地震復興支援事業(9ヶ月)に従事しました。病院、人材、資機材などが不足し、日本であれば助かる命も助けることが難しい環境でしたが、そのような環境でもたくましく生きる現地の方々に多くのことを学ばせてもらいました。
国際救護の経験を生かし、救急医療や僻地医療に力を入れている米盛病院へ。
これまでの経験を通して、地元で救急、災害、僻地医療に関わっていきたいと思い、救急医療や僻地医療に力を入れている当院へ入職しました。現在はERに所属しており、急な病気や怪我をされた患者様の受け入れ、看護を行っています。また、医師や救急救命士、診療放射線技師など様々な職種のスタッフと一緒に働くなかで、ERの師長として救急現場の調整を図るだけでなく、スタッフがやりがいを持ったり、やりたいことを思い切りできる環境を整えたりすることも、私の大切な役割です。今後は、ERでそれぞれの患者様に合ったケアの提供をするとともに、災害時に活動できる人材でいられるよう、自己研鑽を継続していきたいです。
※掲載情報は取材当時の情報です