CROSSTALK CROSSTALK
同期で入職した、配属部署の異なる若手スタッフの座談会。
当院の教育体制や支え合ってきた同期の存在、
そして1年目を乗り越えたからこそ感じる看護師としてのやりがい。
各部署の特徴を交えてお話しします。

参加者プロフィール

【写真左】
HCU:N.Yさん(赤塚学園看護専門学校卒業)
【写真中央】
救急病棟:H.Hさん(小林看護医療専門学校卒業)
【写真右】
回復期病棟:M.Kさん(神村学園専修学校卒業)

1年目を振り返って大変だったと思うこと
H.H(写真中央/救急病棟所属):

学生時代はいつも側に先生や実習指導者がいて、安全な環境で学ぶことができたけれど、医療の現場ではそうはいきません。フォローしてくれる先輩は付いてくださいますが、一人の看護師として患者様と向き合うことに学生と社会人の違いを改めて感じました。学生時代にしっかり勉強してきたつもりでしたが、臨床の現場に出ると自分の知識不足を感じることばかりでした。

N.Y(写真左/HCU所属):

私が所属するHCUは、重症患者が多く、急変が起こる可能性が高い部署です。「1年目は対応できなくて当たり前。そのうちできるようになるから心配しなくて大丈夫だよ。」と先輩方は言ってくださいましたが、急変時に見ていることしかできず、看護師として何もできないもどかしさや力不足さを感じました。

M.K(写真右/回復期病棟所属):

私が所属する回復期病棟は、お二人が所属する部署とは違い、急変はほとんどなく、容態が安定している患者様が多くいらっしゃいます。大変だったことといえば、容態が安定していることによって転倒や転落のリスクが高くなるため、それを防ぐためにさまざまな策を先輩方と検討したことが印象に残っています。

CROSSTALK
N.Y:

容態がしっかりしていても、チューブや装置につながっている方は、患者様の安全を守るために抑制をする必要があるので、ジレンマを感じますよね。必要性が理解できてきた今であれば、抑制の大切さは分かりますが、「患者様の気持ちを優先させてあげたい」という思いと、「安全な治療を提供しなければならない」という思いで1年目の頃は特に複雑な心境だったことを覚えています。

H.H:

そうですね。1年目の頃は抑制を嫌がる患者様を前に、謝ることしかできませんでした。現在は先輩方へ確認をしながら、抑制の大切さや、なぜ抑制をすべきなのかなど患者様へ適切な説明ができるように心がけています。

CROSSTALK
N.Y:

大変だったことといえば、1年目の頃は上司や先輩、医師へ患者様の状態を報告したり、申し送りをしたりすることでさえとても緊張していました。患者様の状態を適切に報告することが難しかったです。普段関わりの少ない他職種や他の病棟のスタッフ、医師と協同する際はより緊張感があるのですが、ひと目で1年目であることが分かるように、1年目はネームの紐の色が他のスタッフと異なるため、1年目であることを理解したうえでどのスタッフの方も対応してくださったことが印象に残っています。

M.K:

医師や先輩方もネームの色を見て指示出ししてくださるため、ひと目で1年目だと分かるようにする取り組みはとてもありがたいですよね。以前、プリセプターの先輩に、「困ったことがあればなんでも言ってね。【職場の先輩】ではなく【友達】として話を聞くからね。」と言われたことがあります。不安だらけの1年目でしたが、優しく丁寧に指導してくださる先輩方ばかりで、人間関係がとても良かったため乗り越えられたと思います。

N.Y:

人間関係の良さは私もとても感じています。風通しが良く、後輩の意見を取り入れてくれたり、なんでも話せたりと、とても恵まれている環境だと思います。教育体制についても、1年目は勉強が大変なイメージがありましたが、先輩方が「一緒に勉強して一緒に学んでいこう」というスタンスで教えてくださるためありがたかったです。分からないことがあると業務中に先輩方が参考書を開きながら丁寧に教えてくださるため、1年を通してゆっくり学べたと思っています。

CROSSTALK
M.K:

とても分かります!先輩方が質問しやすい環境づくりをしてくださっていたからこそ、私も後輩にとって質問しやすい環境をつくりたいと思っています。

入職2年目を迎え、できるようになったこと
N.Y:

後輩が採血に苦戦していた際に、交代してスムーズにとることができた時、「成長したね!」と先輩方に言っていただきました。1年目の時は私も後輩と同様に、まず血管を探すことに時間がかかっていましたが、少しは成長できたのかな、と思うととても嬉しかったです。

CROSSTALK
H.H:

2年目になり、後輩が入ってきたので教える機会も増えてきましたよね。私は1年目の頃、失敗することが多かったのですが、その分、後輩にただ教えるだけではなく、自分の失敗談を基に細やかなアドバイスができるようになりました。失敗した当時はもちろん落ち込んでいましたが、現在の後輩指導に役立たせることができているため、失敗したことにも意味があったのだと思えるようになりました。

CROSSTALK
M.K:

私は1年目の頃より時間の使い方がうまくなったと思います。1年目の時はやるべきことに追われ、スケジュール通りに業務をこなすことで精一杯でしたが、2年目を迎え、優先順位を考えながら、効率良く時間を使うことができるようになりました。

H.H:

優先順位をつけて効率良く業務を行うことってとても大切ですよね。私も1年目の時は特に覚えることが多く、一つひとつの業務に時間がかかっていました。

N.Y:

現在は自分一人で業務を抱えるのではなく、采配することの大切さも実感しています。そう思うようになったのは、残業する人が出ないように先輩方がバランスよく業務を振り分けてくださり、全員で協力しながら業務を行う風土があるからだと思います。

CROSSTALK
H.H:

その点でいうと、同期入職のスタッフが多いことも当院で働くメリットだと思います。毎年、当院では50名近くの新卒看護師が入職します。お互いの状況を見て、忙しそうな時は手伝ったり、声をかけたりと助け合うことができているので、同期の存在はとても大きいですね。

M.K:

どんなに自分のやりたい看護ができても、人間関係が良くない職場だと仕事も楽しくないですよね。働きやすい職場環境って本当に大切だと思います。1年目の私たちはまだまだ覚えることもたくさんありますが、後輩に今の良い環境を引き継いでいけるように、一人ひとりできることを頑張っていきましょう!

更新:2021年8月
インターンシップ・見学会インターンシップ・見学会 資料請求・施設見学資料請求・施設見学 説明会説明会