2019.03.26(最終更新日:2019.03.26)
第2回 景色の良い日帰り温泉
皆様こんにちは、米盛病院外科部長の畑です。前回から始まりましたDr.畑の『湯けむり紀行』ですが、第二回は「景色の良い日帰り温泉」です。皆様、「景色」と言えば、何を連想されますか? 海でしょうか? 山でしょうか? 日帰り温泉の中では、海なら指宿のたまて箱温泉、山ならいちき串木野の冠岳温泉が最高ですね。この2つの温泉のいいところは、露天風呂にほとんど垣根がないことです。高い場所にある露天風呂なので、遙か彼方の海や山々までずーっと見渡せます。露天風呂の端にスッポンポンで仁王立ちしてみてください。開放感が半端ではなく、「この世界はすべて俺のものだ~!」って叫びたくなるくらいのいい気持ちです。ちなみに私はこの2つの温泉に入ったら、必ず露天風呂の縁に仁王立ちすることにしています。あっ、皆さん、想像はしないでくださいね(笑)。
ところで、もう一つ、「鹿児島市民ならでは」のちょっとした楽しみをお伝えしましょう。毎年8月になると桜島フェリーの納涼観光船が催されます。納涼観光船のフィナーレとして、毎晩午後8時40分頃から桜島港で水上花火が打ち上げられるのをご存じでしょうか?当然、納涼観光船に乗れば見ることができますが、乗らないでも温泉に入りながら見ることができるのです。少し早めに桜島へ渡り、国民宿舎レインボー桜島のマグマ温泉に入ってください。水上花火を間近で見ることができます。ただし、このときは湯船に浸かってはいけません。なぜなら、お風呂の窓ガラスの下の方が磨りガラスなのでよく見えないのです。ちゃんと見たかったら、湯船から出てお約束の仁王立ちです。だから、皆さん、想像はしないでくださいね(笑)。
たまて箱温泉(指宿市) 冠岳温泉(いちき串木野市) 桜島フェリー納涼観光船の水上花火
次回のテーマは、「きりしま ゆ旅」です。お楽しみに!