米盛病院では、鹿児島県内のさまざまな医療機関と地域ネットワークを結び、患者様の診療にあたっています。
当コーナーでは、日頃お世話になっている米盛病院の連携先医療機関の皆様をご紹介しています。

 

地域に根差した医療に努め、さまざまな疾患の診療を行う総合クリニックへ

鹿児島市唐湊に開業して50年以上。地域に根差した診療で住民の健康的な生活をサポートする「東内科」の東泰志先生にお話を伺いました。

 

父から受け継ぐ地域医療への貢献

　父がこの地に開業して50年以上、一貫して内科・小児科で地域に根ざした診療を行ってきました。父は近隣の学校の校医も長く務めているので、子どもの患者さんも多く、風邪が流行ると１日に100人近くの患者さんがくる、という時代もあったそうです。
　私は昨年1月に院長を引き継ぎました。父と同じように地域に根差した医療を続けていきますが、私は外科が専門で、抗がん剤治療などがんの診療も含め、幅広く多岐にわたっていろいろな疾患の診療を行なっていきます。「このクリニックにいけば全部面倒みてくれるよ」とこの地域の方々に思っていただけるような総合クリニックになる、というのがコンセプトです。医院の名称が以前のままなので、今も新規の患者さんは内科がほとんど。外科領域も含めさまざまな患者さんに頼っていただけるように、近いうちに名称変更する予定です。

 

ベッドを有効に生かして

　私のモットーは「この先生に出会えてよかった」「ここに来てよかった」と言ってもらえるような診療。大きな病院ではなく、町の開業医だからこそできる治療もあります。患者さんお一人おひとりにあった診療を行なっています。
　最近は有床診療所という形態の医療機関は減ってきましたが、当院は今後もベッドを有効に活用していきます。救急を担う大きな病院の後方支援は大切な役割ですし、ゆくゆくはがん治療の幅を更に広げていこうと考えています。

 

温泉とサーフィンでリフレッシュ

サーフィンを楽しむ東先生（中央）と、医学生の息子さん（左・右）

　温泉が好きで、自宅のお風呂に入ることはほとんどありません（笑）。勤務医時代はいろいろな地域の病院で働いたので、マニアックなところも含め、各地の温泉をたくさん知っています。今は仕事が終わったらフィットネスクラブで汗をかいたあとに、近くの温泉に寄って帰ってくる、ということが多いですね。温泉で地域の方々が話しかけてくださることも少なくありません。これも地域交流ですね。
　それから、最近は年に数回しか行けていませんが、サーフィンも好きで、以前は宮崎の青島や、阿久根などにしょっちゅう行っていました。遊ぶ体力には自信があります。昔の外科医にはそういう人が多いですよ（笑）。

 

 

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