2021.02.05(最終更新日:2021.02.19)
其の三 「肩こり予防・解消のための『ストレッチ』と『エクササイズ』のススメ」
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肩こりは、パソコンやスマホを覗き込むような普段の不良姿勢等が原因で、首や肩周りの筋肉がぎゅっと縮んでいる状態です。
肩こりが進行すれば、首周りの痛みや頭痛、めまいなど様々など様々な症状が出ることがありますので、早めのケアが大切です。
痛みが強い場合は、運動を中止してかかりつけの医療機関へ受診をおすすめします。(監修:米盛病院 理学療法士 田中 佑一)
(実技:理学療法士 湯之上 遼)
ストレッチ四の型
一、首の前面①(広頚筋)
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背筋を伸ばして、顎の下に両手の親指を当てる。
顎をしっかりと押し上げ、10 秒キープ。
二、首の前面②(胸鎖乳突筋)
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左の鎖骨を右手で押さえて、首を右に倒す。
天井を見上げるように顔を上げ、10 秒キープ。反対側も同様に。
三、首~肩甲骨①(僧帽筋上部)
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背筋を伸ばして、左手で椅子をつかみ、右手を左側頭部に置く。
頭を右側に倒して、10 秒キープ。反対側も同様に。
~お詫び~
首~肩甲骨①(僧帽筋上部)と首~肩甲骨②(肩甲挙筋)の動画内での動作が入れ替わっておりました。申し訳ございません。字幕の通り行っていただきますと、肩甲挙筋のストレッチになります。
四、首~肩甲骨②(肩甲挙筋)
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背筋を伸ばし、左手で椅子をつかみ、右手を左側頭部と後頭部の間に置く。
頭を右斜め下へ倒して、10 秒キープ。反対側も同様に。
~お詫び~
首~肩甲骨①(僧帽筋上部)と首~肩甲骨②(肩甲挙筋)の動画内での動作が入れ替わっておりました。申し訳ございません。字幕の通り行っていただきますと、僧帽筋上部のストレッチになります。
ストレッチ三の型
一、エルボーダウン
- 手のひらを前に向けて両手をバンザイ。
- 肘を下ろして体側にできるだけ近づける。10 回程繰り返す。
二、肩・肘回し
- 手を肩に置く。前方に肘で小さな円から少しずつ大きな円を描くように10 回まわす。
- 後方も同様に10 回まわす。
三、キャット&キャメル
- 両膝を90°に曲げて軽く開いた状態の四つ這いになる。
- おへそをのぞき込むようにして、上体を丸め、肩甲骨を開く。
- 顔は前を向き、お尻を突き出すように背中を反って肩甲骨を寄せる。
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一般的に頭の大きさに対して首が細く、首周りには常に負担がかかっており、前のめりの姿勢は首への負担が大きくなります。
良い姿勢を心がけ、硬くなった筋肉を「ストレッチ」、「エクササイズ」でほぐしていきましょう。
広報課スタッフ取材メモ
肩・首周りの筋肉がガチガチになっていることが多いので、早速チャレンジしてみました!筋肉がほぐれて、気分もリフレッシュ♪
座ってできるストレッチが多いのも嬉しいです。作業の合間に取り入れたいと思います。