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2020.07.20 INTERVIEW ~気になるあの方にお話聞きました~

ルーキーズ 俺たち消防士! 垂水市消防本部 垂水消防署 第1分隊 永野 孝一さん

地域の安全を守るために奮闘する、若手消防士の方を紹介するコーナーです。

垂水市消防本部 垂水消防署 第1分隊 永野 孝一さん

 

「絶対にあきらめない!」挑戦する心で夢をつかむ

 垂水市消防本部垂水消防署に勤務する永野孝一さんは入職9 年目の中堅ルーキー。消防隊員であった叔父の姿に憧れ、就学前の幼い頃には消防士になることを決意。以来高校生まで心変わりすることなく、18 歳から狭き門と言われる採用試験を受け続け、7 回目の挑戦で合格。見事、念願の制服に袖を通すことができた。「幼心にも消防士のカッコよさがすごく印象に残っていました。24 歳で受かったときの喜びと興奮は今でも忘れられません」と顔をほころばせる。
 入職後初めての仕事は市民からの消防要請に対応する通信係。先輩方が火災や救急の通報を受けて出動したり、顔をすすで汚して帰投したりする姿を見て、改めてその仕事の尊さを感じた。また、現場での活動や訓練と同じくらいデスクワークが重要であることも知った。「消防の仕事はとても幅広く、消防士になってから勉強することの方が多いように感じます。消防法という法律を知識として身に着けなければいけないなんて、学生の頃はまったく知りませんでした」と振り返る。
 垂水市は地理的に大雨災害が発生しやすい地域といわれている。2016 年9 月に台風16 号がもたらした大雨で、国道220 号線の磯脇橋が流されたのも記憶に新しいが、最近ではレジャースポットとして人気の「猿ヶ城渓谷」での水難事故も多いのだそう。「特に夏場、沢登りなどを楽しむ方が多くいらっしゃいます。水量や流れの速さには十分気を付けてほしい」と注意を呼びかける。
 「垂水といえば方言が難しい」と永野さん。例えば、「わっこらはよこんや」=「あなたたち早く来てください」、「み」を「ん」と発声(海= うん、耳= みん 等)。「例えば」は「まえけん」なのだそうで、鹿屋市出身の永野さんは入職当初、特に高齢の方からの消防要請の電話対応に苦労したとか。
 目下の目標は救急救命士の資格を取得すること。「常に目標を持ち、それを達成していきながら、先輩方のような頼れる消防士になりたい」。持ち前の“あきらめない心” で新たなステージを目指す。

 

垂水市消防本部 垂水消防署

垂水市消防本部垂水消防署は、第1 分隊・第2 分隊にそれぞれ14 名が所属し、消防・救急・救助業務を実施。緊急車は、消防車3 台(水槽付ポンプ車2 台、ポンプ車1 台)、救急車2 台、指令車1 台、電源照明車1 台、防災活動車1 台を運用している。 令和元年の救急出動件数は999 件、1 日の平均出動件数は2.7 件。

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