当院では、幅広い年齢・疾患の患者さんの介助を行うため、看護師と一緒に介助を行うことが多く、医療的な知識を学ぶことができます。看護師だけでなく、多職種との関わりがあるため、各職種の視点からの意見を聞くことができます。また、治療を終えて元気に退院される患者さんを見送ることができることも病院で働く魅力です。
私が働いている救急病棟に入院される患者さんは、20代・30代の若い方もいらっしゃるため、年齢が近い患者さんとの会話を楽しむこともあります。若い方は、手術後の回復のスピードが早く、身の回りのことをできるだけ自分で頑張ろうとする方が多いので、できるようになることが増えていくのを間近で見ることができます。そのような姿を見られるのは嬉しいですし、私も頑張ろうという気持ちになります。
救急病棟は、患者さんの入れ替わりが多いため、退院や転棟、部屋移動に伴う業務も多いです。一人では業務を回すことができないため、病棟のスタッフとコミュニケーションを取りながら、協力し合って業務を行っています。看護補助者の仕事、看護師の仕事と線引きすることなく、手が足りないときはお互い声をかけ合い、病棟の皆で患者さんの受け入れ体制を作っています。
育児休業明け、子どもの熱や保育園が休業日であることを理由に勤務調整をしていただくことがあり、迷惑ばかりかけて申し訳ないと上司に相談したことがありました。そのような私のことを理解し、必要だと言ってサポートしてくれる上司やスタッフのおかげで、私は救急病棟の看護補助者というやりがいのある仕事を続けられています。業務が忙しくても、皆で助け合い、最後までやり遂げられる達成感は気持ちがいいです。周りの人に恵まれ、このような環境で仕事ができて幸せだと思っています。



