私は現在、麻酔ICUチームに所属しています。麻酔科には、常勤・非常勤含め16名の医師が在籍しており、麻酔科医が使用する術前診察票の作成や症例連絡、情報共有など3名のMAで業務を行っています。主な担当業務は勤務表作成や、手術・麻酔に関するデータ管理、患者さん対応、資料作成などです。
また、私はチームリーダーとして、スタッフへのヒアリングや業務調整、スケジュール管理なども担当しており、急な手術変更や複数の医師からの依頼にも対応できるよう、日頃からチーム内での情報共有と円滑な連携を大切にしながら業務に取り組んでいます。
麻酔科のMAは、麻酔科医師と同じ部屋で業務を行うため、常に医師の会話に耳を傾け、状況を先読みしながら対応する力が求められます。入職当初は会話を聞き取ることに苦労し、先輩のように業務ができるのか不安を感じることがありましたが、OJTを通して日々学びを重ねたことと、医師の会話を意識して聞くよう心がけたことで、少しずつ周囲の状況を把握し、自ら考えて行動できるようになりました。医師の会話から聞き取った必要な情報をもとに、対応を先回りして行い、「ありがとう、助かるよ」と声をかけていただけたときには、大きなやりがいを感じます。業務について医師が直接相談に乗ってくださる環境に加え、私たちMAからの提案も受け入れ、改善につなげてくださるため、医師と良い関係性のなかで業務に取り組むことができています。
MA課では、業務の効率化だけではなく、スタッフ同士が互いにフォローし合える体制づくりも大切にしています。スタッフ間で急な休みが発生した際にも自然に協力できる雰囲気があるため、安心して働くことができる環境です。
MAは、医師だけでなく、外来看護師と患者さんの情報共有を行うなど、多職種のスタッフとの連携も重要な役割です。日々のコミュニケーションを通して信頼関係を築きながら、チーム医療を支えています。
私が考えるMAの魅力は、何と言っても医師の役に立てることです。医師からの依頼に応えたり、感謝の言葉をいただけたりすることが、日々のモチベーションにつながっています。また、医師のサポートを通して、患者さんの力になっていると思えることも大きなやりがいの一つです。
1年前に座談会の取材を受けたとき、チームリーダーになったばかりで手探りの状態でしたが、現在はチームリーダーとして、チームが円滑に運用できるよう業務調整に力を入れています。業務内容の見直しやスタッフ間の業務量の調整などに取り組みながら、今後もチームワークを活かし、相談しやすい環境づくりを大切にしていきたいです。

