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医師

診療体制-救急科

コンセプトに基づいた救急医療

米盛病院救急科のコンセプトは“YES”。Yonemori Emergency Serviceの頭文字で、「いつでも、どんな患者様でも、Yes(はい)と受け入れる」という思いが込められています。
コンセプトを実現すべく、民間救急ヘリやドクターカーを用いたプレホスピタルへの注力、ハイブリッドERなどの環境整備、救急相談ダイヤルの開設など、様々な角度からアプローチしています。

<2023年度>
救急車受け入れ件数:約6,300件
救急ウォークイン外来:約9,100件

米盛病院 救急科コンセプト”YES”

プレホスピタルで「一秒」を救う

限りある医療資源を分散するのではなく、民間救急ヘリやドクターカーを活用し、1秒でも早く高度医療を提供する病院へ患者を運び救命につなげることを目指しています。
また、鹿児島県と「鹿児島県ドクターヘリ補完ヘリの救急患者搬送に関する協定」を締結しており、鹿児島県ドクターヘリが重複要請事案・多数傷病者事案等の際、当院の民間救急ヘリが、消防要請により正式なドクターヘリとして補完活動を行っています(民間病院として全国で初めての取り組み)。

<2023年度>
民間救急ヘリ出動件数:約250件
ドクターカー出動件数:約370件

民間救急ヘリ(ドクターヘリ補完ヘリ)

民間救急ヘリ

ドクターカー

ラピッドレスポンスカー
高規格救急車

充実したハード環境

  • 全国的にも希少なハイブリッドER(SIEMENS社製:CT、PHILIPS社製:血管造影装置、MAQUET社製:手術台)を導入。患者様を移動させることなく検査・治療を行うことが可能です。
  • 手術室9室の内2室は、ナビゲーション手術を可能にするハイブリッドOR(CT・血管造影装置)です。
  • 検査機器としては、血管撮影室(GE社製バイプレーン型)をはじめCT、MRI、RI、X線撮影装置などを備えています。
  • 医師が診療により専念できるよう、医師事務作業補助者を積極的に雇用。また、学会発表をサポートするためのデータ統計専門スタッフも配置しています。
ハイブリッドER
ハイブリッドOR(CT)

ハイブリッドOR(血管造影装置)

地域への貢献

災害医療への取り組み

  • 米盛病院は鹿児島県DMATおよび災害拠点病院に指定されています。また、災害医療に取り組む専門部署として災害対策室を発足。院内外の訓練にも積極的に参加しています。
  • 当院併設の米盛ラーニングセンター講堂は、災害などの際に多数傷病者を受け入れることを想定し、非常電源や酸素・吸引の配管を設置。座席の収納も可能です。
  • 2017年にはDMAT専用車両を導入。必要物資をカーゴに常備している他、衛星携帯電話、各種無線機、自家発電装置なども装備しており、移動しながらのEMIS入力が可能です。
  • 統括DMAT資格保有者、国際緊急援助隊医療チーム隊員が複数名在籍しており、現地での経験を院内でも共有し活用できるよう努めています。
DMAT専用車両
米盛ラーニングセンター講堂
米盛ラーニングセンター講堂(座席収納時)

救急相談ダイヤル#7099

「救急相談ダイヤル#7099」を開設し、地域の皆様や連携機関の皆様から、急な体調不良に関するご相談を24時間365日受け付けています。
地域のお役に立ちたいという思いはもちろん、救急車の適正利用にも寄与できればと考えています。
医師協力のもと救急救命士による電話トリアージを実施しており、年間15,000件以上の相談に応じています。

独立型救急

当院救急科は独立型として運営しており、救急科の中で治療の完結を目指しています。初期治療から病棟管理まで一貫して診られる環境があり、患者様と継続して関われることが、救急科の魅力の一つです。

医師のチャレンジを応援する風土

当院では前例に囚われず、先生方のやりたい医療をできる限り叶えられるよう、院長(理事長)による医師個人面談を年2回実施しています。また、医師が診療により専念できるよう医師事務作業補助者を積極的に雇用している他、学会発表をサポートするためのデータ統計専門のスタッフも配置しています。

外来・病棟管理 ・手術 など、ご希望される働き方を伺い、ご専門やご経験等を考慮しながら、より良い職場環境となるよう調整いたします。 なお、入職前のご見学や院長(理事長)との面談に関する旅費についてもご相談に応じております。 お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。

勤務要項

勤務日数 週5日
勤務時間 8:30~17:30(日勤)
17:30~翌8:30(夜勤)
年収 経験・能力等に応じて決定いたします
諸手当夜勤手当、日当直手当
休暇 年次有給休暇(就任半年後に10日付与)
リフレッシュ休暇(年1回1週間程度の連続休暇を有給休暇利用で取得可能)
年末年始休暇(シフトに基づく)
当直 夜勤:月5回程度(月~土4回、土日祝1回)当直:月1~2回程度 ※回数変更調整可
所属医師14名※2024年4月現在

専門医・指導医

  • 日本救急医学会救急科専門医 7名 /指導医  1名
  • 日本外科学会外科専門医  4名/指導医 1名
  • 日本整形外科学会整形外科専門医 2名
  • 日本外傷学会外傷専門医  1名
  • 日本消化器外科学会消化器外科指導医  2名
  • 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医  2名
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 1名
  • 日本内科学会総合内科専門医 1名
  • 日本中毒学会認定クリニカル・トキシコロジスト 3名
  • ICD制度協議会インフェクションコントロールドクター 2名
  • 日本航空医療学会認定指導者 1名
  • 社会医学系専門医協会指導医 1名
  • 日本災害医学会認定災害医療上級ロジスティクス専門家 1名
  • 日本DMAT隊員 4名(内、統括DMAT資格有 3名) 他

認定・指定

  • 鹿児島県災害派遣医療チーム(鹿児島DMAT)指定病院
  • 鹿児島県災害拠点(地域災害医療センター)病院
  • 日本救急医学会指導医指定施設
  • 日本救急医学会救急科専門医指定施設
  • 日本外科学会外科専門医制度関連施設
  • 日本外傷学会専門医研修施設
  • 日本腹部救急医学会腹部救急認定医・教育医制度認定施設
  • 日本集中治療医学会専門医研修施設
  • 日本急性血液浄化学会認定施設
  • 日本航空医療学会認定施設
  • 洋上救急センター協力医療機関 他

主な設備

  • MRI(3T)
  • CT(128列)
  • RI
  • ⼀般撮影
  • ⼀般撮影(透視)
  • ハイブリッドER(血管造影装置・CT)
  • ハイブリッドOR(血管造影装置)
  • ハイブリッドOR(CT)
  • 血管撮影室(バイプレーン型)
  • ヘリポート
  • 民間救急ヘリ
  • ドクターカー(ラピッドレスポンスカー・高規格救急車)
  • DMATカー(2台)
  • ディスパッチルーム
  • ICU
  • HCU 他

その他

医局ラウンジ、職員食堂、院内保育施設、コンビニ(ATM有)、カフェ(職員割ランチ有)、車通勤可(屋根付き職員駐車場有) 他

( 掲載情報は2024年4月現在の内容です )

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