救急医/救急科 部長
榮福 亮三さん
琉球大学
2013年入職
プレホスピタルケアからERでの初療、集中治療まで一貫した救急医療
元々宮崎にある病院で内科系救急に従事していましたが、外傷外科をやりたいという思いから当院に入職し、救急科の立ち上げに関わりました。救急医療に携わって15年程になりますが、鹿児島・宮崎は外傷救急医が少ない地域です。そのようななかでも、当院は重症患者様の「防ぎえた外傷死」をなくすための治療環境がハード・ソフトの両面で整っていて、同地域では大きな存在感を放っていると感じています。
当院の救急科の特徴は、プレホスピタルケアからERでの初療・集中治療まで、救急の患者様を一貫して診られるところだと思います。また、外傷はもちろん内科・脳神経外科・心臓血管外科などの他科と連携を図り、多様な疾患に対応できるのも大きなメリットです。
「何でも来い!」の度胸が大切
救急医として大切なのは「何でも来い!」という、どっしりとした心構えだと思います。患者様が運ばれてきてから焦ってしまうと、適切な処置ができなくなるかもしれません。
当院救急科のコンセプト「“YES=Yonemori Emergency Service”いつでも、どんな患者様でもYes!と受け入れる」に表されるように、どんな症例でも断らずに診る習慣を身につけ、度胸をつけられる環境が当科にはあります。ぜひ若い先生にお越しいただき、当科の救急医療にかける想いを次の世代に引き継いでもらい、活躍していただけるとありがたいです。
資格
- 日本外科学会外科専門医
- 日本救急医学会救急科専門医
- 日本航空医療学会認定指導者
- 日本DMAT隊員(統括DMAT資格保有)
経歴
- 産業医科大学病院
- 医療法人徳洲会 鹿児島徳洲会病院
- 都城市郡医師会病院
- 医療法人宏仁会 メディカルシティ東部病院
更新:2020年2月