RESIDENT
研修医・専攻医
3つの強み
みなさんはどのような基準で研修先を選ばれますか?
地域の特色や募集枠の大小、研修環境などでしょうか。
「焦ることなく、丁寧に取り組みたい」、「専門研修に向けて自信をつけたい」、「プライベートな時間も確保したい」・・・当てはまる方は、ぜひ米盛病院の初期臨床研修をご検討ください。
初期臨床研修で大切なことは、“一つひとつのカリキュラムをしっかりクリアすること”であると考えています。
研修医お一人おひとりの考え方や得手不得手に寄り添い、無理のないペースで着実なスキルアップを目指します。また、少人数制なので興味や進みたい方向に合わせてフレシキブルな対応が可能です。
なお、基本週5日勤務なのでプライベートも確保できます。街でのショッピングはもちろん、山・海・川・温泉・離島と遊びのすべてがそろった鹿児島を十分に楽しめます(^^)
強み ① 裁量権の多い救急科研修
初期臨床研修医が裁量権を持つことができる診療科、それは救急科です。
救急科研修においては、できる限りの裁量をお渡しし「自ら考える力」と「手技」を伸ばしていきたいと考えています。
最初は怖いと感じることがあるかもしれませんが、指導医がすべての責任をもってくれるのは初期臨床研修の2年間だけです。自信をもって3年目以降に臨んでいただけるよう、全スタッフでサポートして参ります。

救急科研修のポイント
POINT 1)体系的に学べる独立型救急
救急医が主治医となり、初期治療から専門治療、病棟管理(救急病棟)、退院まで担当しています。重症度を見抜く診断力と初期対応・病棟管理に必要な手技が身につきます。また、患者様と継続して関われるため、体系的にプライマリ・ケアを学ぶことができます。
※ 当院の集中治療部(ICU)は特定集中治療室管理料1を算定しています。救急からICUへシームレスな治療が可能です。
POINT 2)様々な専門性をもつ救急医
救急科には、救急科専門医にプラスして内科・外科・消化器外科などの専門性を持つ医師が在籍。また、救急科研修では各診療科の専門医と協働する機会も多いので、ローテートを待たずに専門的なフィードバックを得られます。
なお、 救急科以外の診療科(外科、集中治療部、脳神経外科など)にも救急科専門医が在籍しています。 当院には学閥や診療科の垣根はなく、 どの科も救急や手術症例に対する受入は積極的です。 。
※ 救急科専門医15名〔 うち2名は指導医 〕在籍 (2023年4月現在)
※ 「救急医学会指導医指定施設」認定
POINT 3)多様なプライマリ・ケア
四肢の開放骨折を含む多発外傷、骨盤骨折、脊椎損傷といった重症外傷や急性心筋梗塞、脳卒中などの搬送があり、多様な症例にファーストタッチから携わることができます。
救急車受入台数は約6,300件/年、救急ウォークイン外来は約8,300件/年です。数字(実績)は研修先選びにおいて、ひとつの目安になると思いますが、その中身(どのような症例か)に関しても当院には多様性があります。
米盛病院救急相談ダイヤル#7099
米盛病院では「米盛病院救急相談ダイヤル#7099」を開設しています。
地域の方を対象に、急な体調不良に関するご相談を当院の救急救命士が応対しています(約14,000件/年)。救急救命士は、医師協力のもと電話トリアージを行い、ウォークイン外来につながるケースも多くあります。軽症・重症、診療科を問わず、多様なプライマリ・ケアを経験できる環境です。

強み ② ファーストタッチから携わる環境で、トライ&フィードバックによる着実なスキルアップ
米盛病院の初期臨床研修プログラムは少人数制です。そのため、手技に何度もトライすること、質の高いフィードバックを受けることが可能です。
【教育・指導】
各診療科にメイン指導医として「研修担当医」を配置しています。研修担当医によるマンツーマン方式とあわせて、上級医も屋根瓦方式で随時フォローを行います。
【メンター制度】
メンター制度を導入しています。診療以外の進路や生活のことなど、気軽に相談できる環境です。

日当直について
初期臨床研修医の日当直は基本的に救急科の日当直となります。
当院の救急科当直は、各診療科から当番で救急当直を出すのではなく、原則すべての救急患者を救急科の医師が受け入れています。
そのため、様々な症例にファーストタッチから携わることがでる環境です。
◎ 当直は週1回程度、日直は月1回程度を予定しています。
◎ 当直中の救急対応平均件数・・・救急車5~10件、ウォークイン10~15件
◎ 救急科当直の体制・・・上級医2~3名プラス研修医。救急科の他に、整形外科当直、脳神経外科当直、ICU当直の医師もいます。
※現在、医師の働き方改革を推進しています。回数や時間帯、人数については変更となる可能性があります。詳しくはお問い合わせください。
当院の初期臨床研修医に聞いた、米盛病院のおすすめポイントをご紹介します。
- 裁量権を持たせてもらえるので、自身で主体的に患者様をみることができ、学びになる。
- 救急車を積極的に受け入れている病院のため、多くの症例を経験できる。
- 指導医や上級医へ質問がしやすく、疑問をその日のうちに解消することができる。
- 米盛ラーニングセンターが併設されているため、隙間時間に手技の練習を効率よく行うことができる。
- 希望者は救急科研修中に民間救急ヘリのプレホス研修ができる。
- 終業後や休日にプライベートの時間をしっかり確保できる。
強み③ 医療機器・設備の充実、学習環境の充実
民間救急ヘリ(ドクターヘリ補完ヘリ)、ドクターカー
南北600㎞、半島と離島を有する鹿児島県では、一秒でも早い搬送が救命につながります。そこで当院では、民間救急ヘリとドクターカーを導入し、機動力をいかしたプレホスピタル体制を構築しています。
初期臨床研修医も1年次から、民間救急ヘリやドクターカーでのプレホスピタルを経験できるのは当院の研修ならではです。
民間救急ヘリは、鹿児島県ドクターヘリが重複要請や多数傷病者の事案を受けた際、当院ヘリが消防要請により正式なドクターヘリ(ドクターヘリ補完ヘリ)として補完活動を行っています。
ドクターカーは高規格救急車とラピッドレスポンスカーの2台を導入しており、24時間体制で運行しています。
年間出動件数はヘリが250件程、ドクターカーは350件程です。


ハイブリッドER
血管造影装置(PHILIPS)、CT(SIEMENS)、手術台(MAQUET)を組み合わせた救急初療室です。受入直後から検査が可能で、一秒をあらそう救命に貢献しています。全国的にも珍しい設備です。

DMAT専用車両
当院は鹿児島の急性期医療の一翼を担う医療機関として、DMAT専用車両を2台導入するなど積極的に災害医療に取り組んでいます。鹿児島DMATおよび災害拠点病院に指定されており、統括DMAT資格保有者や国際緊急援助隊医療チーム隊員も複数名在籍しています。

病院併設の学習環境「米盛ラーニングセンター」
約270名を収容できる講堂、8つの講義室、2つのシミュレーションルーム(病室、手術室)を備えており、各種シミュレーターを使ったトレーニングが可能です。さらに、BLS、ICLSなどのトレーニングコースや、チームステップスなどの勉強会を定期的に開催しており、救急の基本的診療や救命処置を体系的に学ぶ機会が多くあります。

学会参加・学会発表を支援
米盛病院では研修医の学会参加および発表を支援しています。
発表の有無に係わらず、参加費や旅費を法人にて負担します。

topic 将来像を描ける豊富なロールモデル。継続した専門研修が可能!
初期研修修了後も継続した研鑽が可能です。
米盛病院の専門研修は「整形外科プログラム(基幹型)」・「救急科プログラム(基幹型)」の2つがあります。
いずれの診療科も、若手からベテランまで様々な専門や経歴を持つ医師在籍しているので、こんな先生になりたい!というロールモデルが見つかると思います。また、専攻医(後期研修医)も複数名在籍しているので、進路相談のうえでも心強い存在です。

【専門医、施設認定など】
整形外科
日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本脊椎脊髄病学会・日本脊髄外科学会認定脊椎脊髄外科専門医、日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医、日本骨粗鬆症学会認定医 他
救急科
日本救急医学会救急科専門医・指導医、日本外傷学会外傷専門医、日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科指導医 他 /日本救急医学会指導医指定施設 他
【米盛病院で取得できるサブスペシャリティ】
集中治療医、循環器専門医、外傷専門医、心臓血管外科専門医、腹部救急認定医、脊椎脊髄外科指導医、脳卒中専門医、不整脈専門医、航空医療認定指導者
研修プログラム
研修目標
研修プログラムに定めた到達目標を達成すべく、医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)および、医師としての使命の遂行に必要な資質・能力を身に付けるとともに、プライマリ・ケアにおける基本的な診療能力と僻地・離島の救急医療をはじめ、あらゆる救急医療に対応するための基礎臨床能力を養うことを目標とします。
スケジュール(例)

研修協力病院・・・鹿児島市医師会病院 (内科)、 鹿児島県立薩南病院 (内科、地域医療)、 鹿児島こども病院(小児科)、メンタルホスピタル鹿 児島(精神科)、産科婦人科のぼり病院(産婦人科) 、一宮西病院(小児科、産婦人科)
研修協力施設・・・薩摩川内市下甑手打診療所(地域医療)、宮上病院(地域医療)、小原病院(地域医療) 、弓削メディカルクリニック(地域医療)
【2年次必修科目】地域医療・・・薩摩川内市下甑手打診療所または宮上病院または弓削メディカルクリニック(4週以上)、鹿児島県立薩南病院または小原病院(4週以内)/小児科・・・鹿児島こども病院または一宮西病院/ 産婦人科・・・産科婦人科のぼり病院または一宮西病院/精神科・・・メンタルホスピタル鹿児島
【2年次選択科目】鹿児島市医師会病院(内科)、鹿児島県立薩南病院(内科)、米盛病院(内科、救急部門、外科、麻酔科、整形外科)から選択
【その他】一般外来研修・・・内科(各病院)、小児科(鹿児島こども病院・一宮西病院)、地域医療(薩摩川内市下甑手打診療所・宮上病院・鹿児島県立薩南病院・小原病院)におい て並行して行う/在宅医療研修・・・地域医療研修(薩摩川内市下甑手打診療所・宮上病院・弓削メディカルクリニック)において並行して行う
研修の様子はInstgramにて随時更新中です。ぜひ、こちらをご覧ください
<医師の働き方改革について>
医師の働き方改革の施行にともない、C-1水準が適用される初期研修医については、連続勤務時間制限・勤務間インターバルを実施いたします。原則、代償休息の必要がないようにいたしますが、予定外にインターバルを確保できなかった場合は代償休息を付与する形式で研修を行います。
研修担当医
初期研修プログラム責任者のインタビューを掲載しております。 こちらよりご確認ください。

初期研修医
2年次
1年次

樺山 資之

瀬戸口 貴昭

藤浦 剛己

藤本 健司

和田 悠太郎
募集要項・お申し込み
2025年初期臨床研修医 募集要項(※定員に達したため、募集を締め切ります。)
研修内容 | 厚生労働省の基準を満たす2年間の医師臨床研修 |
プログラム名称 | 米盛病院 初期臨床研修プログラム |
研修期間 | 2年間 |
研修場所 | 原則、米盛病院で実施します。 ただし、一部のプログラムは、連携病院での研修となります。 |
募集人数 | 5名 |
応募資格 | 次の2点を満たすこと ①医師臨床研修マッチングプログラム参加者 ②医師免許取得見込み者 または 医師免許取得者 |
応募期間 | ※定員に達したため、募集を締め切ります。 |
選考方法 | 面接のみ |
面接日 | 2024年8月17日(土)、19日(月)、24日(土)、31日(土) 以降は随時日程を調整いたします。 ※面接当日に、院内見学をすることも可能です。 |
応募方法 | ステップ① 初期研修申し込みフォームよりエントリー ステップ② 応募書類の準備《履歴書(Excel)(PDF)・成績証明書・卒業(見込み)証明書 》 ※ 応募書類のご提出方法は、エントリー時にご案内いたします。 ※ 応募に際してご提出いただいた書類につきましては返却いたしませんので、ご了承ください。 不採用または辞退の場合は、責任をもって破棄させていただきます。 【宛先】 〒890-0062 鹿児島県鹿児島市与次郎1丁目7-1 社会医療法人緑泉会米盛病院 卒後臨床研修センター 行 |
処遇 | 【身分】 常勤研修医(2年間) 【給与】 1年次 月額 450,000円 、賞与:年額 450,000円 (想定年収:5,850,000円) 2年次 月額 470,000円 、賞与:年額 470,000円 (想定年収:6,110,000円) 【当直手当】 準夜当直:8,000円/回 当直:[月~土]20,000円/回、[日・祝]25,000円/回 【その他手当】 時間外手当、通勤手当、処置手当 【出勤・休暇】 週5日(8:30~17:30)勤務です。 基本的に土・日・祝はお休みです(診療科により詳細は異なります)。 年次有休休暇・・・1年次:10日(入職半年後付与)、2年次:11日(初回付与から1年後) 特別休暇(慶祝休暇、忌引休暇等)・・・就業規則に基づき取得できます。 |
福利厚生 | 福利厚生はこちらをご覧ください。 |
その他 | 【医師賠償責任保険】 加入は任意(病院負担あり) 【診察衣】 支給します(クリーニング制度あり) 【引っ越し手当】 引っ越し代金および転居にともなう旅費・交通費を支援します。 ※ 原則、県外からの引っ越しが対象となります。 |
お問い合わせ | 社会医療法人緑泉会 米盛病院 卒後臨床研修センター 山下・橋口 E-mail:rk_srkc@yonemorihp.jp(卒後臨床研修センター) TEL(代表):099-230-0100 |
病院見学
病院見学は随時受け付けています。できるだけ皆様のご希望に沿った内容となるよう調整いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせ、お申し込みください。(オンラインでの懇談も可能です)
皆様とお目にかかれることを楽しみにしています!
病院見学についてはこちらをご覧ください。
紹介動画
〈マンガ〉米盛病院 医師物語
超急性期から回復期まで、患者様の命と生活に向き合う米盛病院。
そんな当院を支える医師達の人生の物語が、全5回のマンガになりました。
こちらから是非ご覧ください。
医師採用事務課・卒後臨床研修センターのご紹介
医師採用事務課・卒後臨床研修センターの役割は、入職をご検討されている先生方と米盛病院との架け橋になることです。
研修プログラム、勤務体制、給与条件、病院の設備、生活環境などあらゆる情報をお伝えできるよう努めています。また、病院見学、お住まい探しの他、ご入職後のさまざまな支援も担当しています。
米盛病院にご興味をお持ちいただけましたら、お気軽に「医師採用事務課」「卒後臨床研修センター」までお問い合わせください。お待ちしております。


