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2020.07.31(最終更新日:2020.10.30) 広報スタッフ日記

夏バテ対策 ネバネバ食材「オクラ」に注目!鹿児島県は生産量 日本一

暑い日が続くと気になる夏バテ。 今年は、カラダが暑さに慣れていない中で夏本番を迎えるため、これまで以上に気を配りたいものです。 そこで今回は、夏バテ対策に欠かせないネバネバ食材のひとつ「オクラ」を紐解きます♪

監修:米盛病院 栄養課

「オクラ」に注目!

オクラの歴史

原産地はアフリカ北東部と考えられています。幕末に日本へ伝わったとされますが、一般的に消費されるようになったのは、1970年代なんだそう。

 

ネバネバ成分のひみつ

オクラの特徴といえば、やはりネバネバ。粘りは、ペクチンなど水溶性の食物繊維によるものです。水溶性食物繊維には整腸作用があり、便秘を防ぐ効果が期待されるほか、コレステロールの吸収を穏やかにする作用も。また、ナトリウムの排出を促すカリウムも豊富で、高血圧やむくみ対策にも良いとされます。さらに、体内でビタミンAに変わるβカロテンを含む栄養たっぷりの食材です。

 

調理方法

ポイントは、熱しすぎないこと。茹で時間を短めにすることで、栄養や食感を損なわずに味わうことができます。生で食べられるのもオクラの魅力のひとつです。傷みやすいため、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。

 

鹿児島県は生産量日本一!

鹿児島県はオクラの生産が盛んで、中でも指宿市は日本一の生産量を誇ります。ハウス栽培と露地栽培(屋外の畑で栽培)が行われており、 4月~10月まで長期にわたって収穫されます。指宿市では、オクラを使用したご当地グルメや加工品だけでなく、さまざまな関連商品があり、まちを代表する特産品のひとつです。

ハイビスカスに似た淡い黄色の大きな花びらが可愛らしいオクラの花。家庭菜園としても人気です。 今年の夏は、栄養満点のオクラのネバネバパワーで、夏バテを吹き飛ばさネバ!

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