米盛病院では、鹿児島県内のさまざまな医療機関と地域ネットワークを結び、患者様の診療にあたっています。
当コーナーでは、日頃お世話になっている米盛病院の連携先医療機関の皆様をご紹介しています。

 

スポーツ診療から訪問診療まで地域のニーズに合わせた医療を提供

約30年にわたって地域に密着した医療を提供する日置市の「黒岩整形外科内科」。
院長の黒岩真弘先生にお話しをお伺いしました。

 

負担の少ない診療を心がける

院長の黒岩真弘先生

当院は、平成元年に父（現理事長）が「黒岩内科」として開院しました。当初から有床診療所として診療を行っていましたが、令和元年に私の帰鹿に合わせて建物を新築し、整形外科とリハビリテーション科を加えた無床診療所として令和2年にリニューアル開院しました。

整形外科に関しては、私の専門である脊椎とスポーツを柱に、地域の幅広い世代の患者さんに対応しています。 診療については、超音波検査などを用いて放射線被ばくを極力減らすように努めているほか、閉所が苦手な患者さんのためにオープン型MRIを設置するなど、身体的にも精神的にも負担が少なくなるように心がけています。

 

地域の駆け込み寺的な存在に

アットホームな雰囲気で温かく迎えてくれる

内科の時から、地域の皆さんの駆け込み寺的な存在でしたので、「科が違う」「専門じゃない」という理由で診ないのではなく、体のことで悩みや不安があればすぐに相談に来ていただけるような雰囲気づくりも大切だと感じています。

専門外の患者さんを診ることもまれにありますので、米盛病院のような患者さんをすぐに受け入れてくれる基幹病院の存在は、とても心強く感じていますし、いつでも助けてくれると思っています。

 

スポーツ診療にさらに注力

リハビリテーション室。 高校生のスポーツ外傷患者さんも多く訪れる

リニューアル開院して、徐々に患者さんも増えてきました。今後はよりスポーツ診療を充実させたいと考えており、定期的に理学療法士と勉強会も実施しています。また、毎週木曜午後は訪問診療も行っています。

今後も地域の皆さんの駆け込み寺として、この地に根ざしたクリニック運営に努めてまいります。

 

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