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2022.11.14(最終更新日:2023.01.12) 地域のドクターのご紹介

医療法人 健生会 あんびる病院

米盛病院では、鹿児島県内のさまざまな医療機関と地域ネットワークを結び、患者様の診療にあたっています。
当コーナーでは、日頃お世話になっている米盛病院の連携先医療機関の皆様をご紹介しています。

 

「患者さん第一」をモットーに困っている方々にも寄り添う

鹿児島市稲荷町の療養型病院「医療法人 健生会 あんびる病院」の医師・中島努先生にお話を伺いました。

 

安寧に過ごしていただく

入職して3 年目。療養型病院での勤務は当院が初めてです。

当院理念は、言わずもがな「患者さん第一」。入院されている患者さんは超高齢者の方がほとんどで、寝たきりの方も多く、当院で最期を迎えられる方は多いですが、それまでの期間を安寧に過ごしていただくことが一番の目標だと思っています。

私には、自分の思う治療を患者さんに押しつけてしまった苦い経験があります。現在は、医学と、患者さんやご家族の思いとをいかに擦り合わせるか、に心を砕いています。

 

CT 導入で診断力がさらに向上

アットホームで笑顔が絶えない職員の皆さん

昨年、新たにCTを導入し、米盛病院など連携医療機関に患者さんを送る際もある程度診断をつけることが可能となりました。
以前よりも自信を持って急性期の病院に送れるようになり、今後さらにスムーズな連携体制を築いていけるのではないかと感じています。

現在常勤医は2名。当直にもあたっていますが、当然のことながら専門外も診なければならず、医師として日々研鑽を積んでいます。

診療のモットーは「人を診る」こと。高齢になればなるほど、さまざまな病気とお付き合いしていかなければなりません。そうした病気に一つひとつ真摯に向き合い、病気だけでなく患者さんの表情や生活環境までトータルに判断する診療を心がけています。 

 

困っている方々の受け皿に

安蒜佳代子理事長(中央)と中島努先生(左)、髙塚富生先生(右)

「施設に入所するのはちょっと難しい」「急性期病院を退院しても自宅に帰れない」「頼れる身寄りの方がいない」などといった方々の受け皿になれているのではないかと思っています。
それも地域連携室をはじめとした当院スタッフの熱意によるものだと感じています。

あんびる病院はどうしても療養型病院というイメージが強いと思うのですが、私の専門は外科で、もう一人の常勤の髙塚富生先生は消化器内科も診られます。できる診療は限られますが、何かあったら、米盛病院を含めていろんな病院を紹介できますので、安心して来院していただきたいです。

 

医療法人 健生会 あんびる病院

〒890‐0801 鹿児島市稲荷町12番6号
☎ 099-248-2222
診療時間 平日9:00~13:00/14:00~18:00
土曜9:00~13:00(午前のみ)
休診日/日曜、祝日

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