2021.02.01(最終更新日:2021.03.24)
南さつま市消防本部 南さつま消防署 西野 正基さん
ルーキーズ 俺たち消防士!
地域の安全を守るために奮闘する若手消防士の方々。
米盛病院の広報課スタッフが、鹿児島県内の輝くルーキーズにせまります。
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今回のルーキー
南さつま市消防本部 南さつま消防署 西野 正基さん
コミュニケーションを大切に!目指すは何でもできる消防士
消防士を意識したきっかけ
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南さつま市消防本部消防署に勤務する西野正基さんは入職4年目の25歳。
警防救助予防係に所属し消防業務全般を担当する。「学生時代に野球で培ったメンタルとコミュニケーション力で、市民の皆さんに寄り添った対応ができるように心がけています」と意気込む。消防士を志すきっかけとなったのは、小学5 年生の時に遭遇した隣家の火災。
激しく燃える住宅の周りで懸命に消火活動を行う消防士の姿を目の当たりにして、「消防士になりたい」と強く憧れたことを今でも鮮明に覚えている。
地元鹿児島のために
高校卒業後は鹿児島市内の専門学校に通いながら勉強を重ね、3 回目の受験で念願の消防士に。
「当初は東京や大阪、横浜、福岡といった大都市の消防署で働きたいという思いがありましたが、『地元鹿児島のために働こう』と考え方を変えました。実際に同署に入職してみて『地元を選んで良かった』と改めて思いました」と振り返る。
これからも地域のために
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目下の目標は救助隊員になること。「先輩に日頃から資器材に関する知識を教えてもらったり、扱い方を練習したり勉強しています」と学びは欠かさない。
また、南さつま市消防本部には、救助隊とは別に海難事故に対応する潜水隊も配備されている。将来的には同隊員への狭き門も目指したいとのこと。
先輩として後輩からアドバイスを求められることも増えてきた。「思っていることや考えていることを、黙っているだけではなく、伝えることができるコミュニケーション力が大事だと話しています」。
昨年11 月に結婚したばかり。「趣味のサーフィンやゴルフの回数が減るかも」と笑うが、「地域の為、奥さんのために自分が頑張らなければ」と力強く話す。
南さつま市消防本部 南さつま消防署
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南さつま市消防本部 消防署は、2交代制で42名が所属。
緊急車両は、高規格救急車3台・水槽付消防ポンプ自動車1台・消防ポンプ自動車2台・救助工作車1台・はしご付消防ポンプ自動車1台・軽運搬車2台・資機材搬送車1台・司令車1台・災害支援車1台を運用している。令和元年度の救急出動件数は1,301件、1日の平均出動件数は3.6件。
(2021年1月現在)

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米盛病院 広報課スタッフ取材メモ
取材から2ヶ月たった先日、救急搬送で当院を訪れた際、気軽に声をかけてくれて、うれしかったです。