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2022.07.21(最終更新日:2022.09.08) Rookies 俺たち消防士!

姶良市消防本部 中央消防署 鳥越 将生さん

地域の安全を守るために奮闘する若手消防士の方々。
米盛病院の広報課スタッフが、鹿児島県内の輝くルーキーズにせまります。

 

今回のルーキー
姶良市消防本部 中央消防署 鳥越 将生さん

 

市民の笑顔に勇気づけられ 救急隊員として成長を続ける

人生の大きな転機に

姶良市消防本部中央消防署に勤務する鳥越将生さんは入職3年目。

救急救命士として姶良市民の命と健康を守るために救急車で日夜出勤する23歳だ。「万が一の際、市民のみなさんに安心して搬送を任せてもらえる救急隊員でありたい」と意気込む。

救急救命士を目指すきっかけとなったのは、祖父の急な体調不良だった。「当時は119番にかけたこともない高校生。現場に居合わせていながら何もできなかった悔しさと、祖父の命を救ってくれた救急隊の方のかっこいい姿が目に焼き付いた」。

高校卒業後は陸上競技で大学進学の予定だったが、救急救命士の専門学校に進路を変更。「大きな人生の転機になりました」と当時を振り返る。

 

救助隊員という目標に向かって負けず嫌いの精神で成長!

ありがとうの言葉に何度も勇気づけられた

福岡の専門学校で救急救命士の資格を取得し、卒業後に同本部へ入職。ハードな勤務であることは覚悟していたが、想像以上だったのが夜中の救急出動。「夜中にパッと起きあがるのがこんなにきついこととは思いませんでした」と苦笑い。

慣れない業務と厳しい訓練で疲労が重なる日々が続いたが、「救急搬送した方が後日お礼に来て下さることがあり、『ありがとう』という言葉に、何度勇気づけられたか分かりません」と笑顔で話す。

 

心がけていること

救急隊員としてできることは限られる。その中で最善を尽くすのはもちろん、病態をみて適切な病院へ早く運ぶことを心がける。「自分たちでやれる処置をしっかりやること、そしてそれを見極められる力を養っていきたい」。

 

プライベートな一面

キャンプがマイブーム。連休があれば近場のキャンプ場に足を運んでアウトドアを楽しむ。「たき火を眺めるとすごく癒やされます。さえずりの森や藺牟田池、国分キャンプ海水浴場がお気に入りです!」

 

 上司からのコメント

「救助のできるR1」を目指して、姶良市消防本部のエースになってください!

 

姶良市消防本部 中央消防署

姶良市消防本部中央消防署は、34名が2交代制で勤務する。
緊急車両は指揮車1台、水槽付ポンプ車1台、13m放水塔付消防ポンプ車1台、救助工作車1台、小型ポンプ付積載車1台、資機材搬送車2台、津波・大規模風水害対策車1台、救急車3台を運用。令和3年の救急出動件数は姶良市中央消防署管内で2,046件(全体:3,686件)

(2022年7月現在)

 

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米盛病院 広報課スタッフ取材メモ

愛車のスズキ「グラストラッカービッグボーイ」で姶良市近郊の観光スポットをツーリングしてリフレッシュしているとのことです。

 

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