2023.11.02(最終更新日:2024.01.17)
南さつま市消防本部 南さつま消防署 大坂 甲羽さん
地域の安全を守るために奮闘する若手消防士の方々。
米盛病院の広報課スタッフが、鹿児島県内の輝くルーキーズにせまります。
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今回のルーキー
南さつま市消防本部 南さつま消防署 大坂 甲羽さん
業務の幅をさらに拡げて、将来は救急救命士を目指す︕
体を動かすことが大好き
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「幼い頃から体を動かすことがとにかく好きだった」という大坂甲羽さん。小学校から野球を始めて高校まで野球三昧。高校卒業後の進路も“いかに体を動かせるか” で絞り込んだ。
「建築科に進学したのでその業界も考えましたが、それ以上にアグレッシブな印象がある消防士の世界を目指しました」と笑顔で当時を振り返る。その言葉通り、訓練だけでは足りず、署内の陸上部にも所属し常に体を動かし続ける21歳。入職3年目のルーキーだ。
十分な準備が欠かせない
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消防活動で心がけていることは“十分な準備”。 「救急や火災、救助の現場に対して、資器材の準備などは当然ですが、日頃から先輩方とコミュニケーションをとっておくことも大切な準備のひとつだと考えています」と話す。
入職当初に出動した建物火災の際、てきぱきと消火活動を行う先輩方とは対照的に、自身は緊張のあまり何もできなかった。その経験から「日頃から会話をしながら、先輩や隊長の考えていることを予測して動くことの大切さを学びました」。
業務の幅をさらに拡げたい
今後の目標は救急救命士の資格取得。大型自動車免許も取得して、業務の幅をさらに拡げていきたいと意気込む。
プライベートな一面
休日には趣味と実益を兼ね、ドライブがてら管内の地理やランドマークを覚えるのがルーティンだ。「南さつま市は毎年春に砂の祭典を開催しています。見事な砂像の数々をぜひお楽しみください」とご当地をPR。
消防職員を志す方々へ
「部活を引退後、公務員専門学校の夏季講習で必死に勉強しました」

上司からのコメント

体を動かすことがとにかく好きな大坂さん。今日も市民のために元気に走り回っています。
南さつま市消防本部 南さつま消防署
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31名の隊員が10名/日体制で勤務する。
緊急車両は、司令車1台、水槽付消防ポンプ自動車1台、消防ポンプ自動車1台、救助工作車1台、はしご付消防ポンプ自動車1台、救急車2台、災害支援車1台などを運用。同署の令和4年の救急出場件数は1,145件。(2023年10月現在)
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米盛病院 広報課スタッフ取材メモ
最近、400人以上の高校生に救命講習を実施したとのこと。「指導させていただき、すごくやりがいを感じました。今後も地域住民の方に信頼してもらえる消防職員を目指して頑張ります!」と感想を話されました。