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2024.03.12(最終更新日:2024.05.14) Rookies 俺たち消防士!

出水市消防本部 出水消防署 吉野 彰真さん

地域の安全を守るために奮闘する若手消防士の方々。
米盛病院の広報課スタッフが、鹿児島県内の輝くルーキーズにせまります。

 

今回のルーキー
出水市消防本部 出水消防署 吉野 彰真さん

 

どんな通報にも落ち着いて対応冷静で的確な通信指令を目指す

きっかけは中学生の時に思いを寄せた女の子の言葉

 出水市消防本部出水消防署に勤務する吉野彰真さんは入職4年目の23歳。昨年の4月から通信指令室に配属され、昼夜を問わず、さまざまな消防要請に対応する。「変に気負わず冷静な対応に努めています」と平常心を心がける。
 消防士を志したのは中学3年生の頃。思いを寄せていた女の子の『結婚するなら消防士』という言葉がきっかけだ。「結局彼女とはご縁がありませんでしたが、“地元の為に身体を動かす仕事に就きたい”という思いから消防士を選びました。きっかけを与えてくれた彼女には感謝したいですね」と笑顔で当時を振り返る。

 

多くの経験を積み、迅速で的確な対応を

 通信指令室にはさまざまな電話が寄せられるが、常に冷静な対応が求められる。「野球のバッターボックスに立つのと同じで、いかにそれまで練習を重ねてきたかで、自信を持ってバットを振れるかどうかが決まります。通信指令においても今は多くの経験や準備を重ねて、将来的にはどんな通報にも迅速的確に対応できるようになりたい」と意気込む。

 

消防技術と筋肉に磨きをかける

 採用試験の体力試験対策で本格的に筋トレを開始。入職後はジムに通うなどしてさらに筋肉に磨きをかけた。そして初めて出場したボディビル大会(2023年・マッスルゲート熊本)では2部門で優勝。「この優勝で完全にのめり込みました」と笑う。現在は、ボディビルと夏に開催される「消防救助技術大会(はしご登はん)」出場に向けて訓練に励む。「出水のおいしい鶏肉で体を仕上げて頑張ります!」

 

 上司からのコメント

日々の成長が頼もしく思えます。市民のSOSを見逃さず、相手に寄り添える消防人になってください。

 

出水市消防本部 出水消防署

出水消防署は1隊14名の2交替制で勤務する。
緊急車両は、水槽付き消防ポンプ自動車1台、消防ポンプ自動車1台、はしご付消防ポンプ自動車1台、高規格救急自動車2台、救助工作車1台、指揮車1台、広報車1台などを運用。
出水市の令和5年の救急出場件数は2,492件。

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米盛病院 広報課スタッフ取材メモ

「以前、他県の消防士の方が2022年ボディビルの世界大会に出場されてニュースになっていました。自分もそういう機会があれば出場して出水市をPRしたいです!」と笑顔で話しました。

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