2024.05.14(最終更新日:2024.07.09)
大隅曽於地区消防組合 志布志消防署 堀口 翔輝さん
地域の安全を守るために奮闘する若手消防士の方々。
米盛病院の広報スタッフが、鹿児島県内の輝くルーキーズにせまります。
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今回のルーキー
大隅曽於地区消防組合 志布志消防署 堀口 翔輝さん
幼いころの夢をブレずに実現 消防士として地元・志布志に貢献!
休日も欠かさない鍛錬
大隅曽於地区消防組合志布志消防署に勤務する堀口翔輝さんは入職4年目の22歳。消火・救急・救助・予防業務など全般を兼務する。ガッチリした体格は休日も欠かさぬ筋トレの成果。「体力の維持と向上、そしていつかフィジーク※の大会に出場できるよう鍛えています」と笑う。
※ボディビルと同じフィットネス競技の一つで、サーフパンツに似合う身体を競う競技
地元に貢献できる人間になりたい
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消防士になりたいと思い始めたのは保育園のころ。避難訓練の度に来園する消防車両に目を奪われて以来、年を重ねるごとにその思いは強まった。さらに背中を押したのは、中学3年生の頃に授業で学んだ地元の英雄・野井倉甚兵衛の生きざまだ。「地元のために生涯をかけて水田を整備した人物。自分も消防士として地元に貢献できる人間になりたい」と進路がブレることなく、高校3年で採用試験を受験し合格を果たした。勤務中に心がけているのは、常に心の準備をしておくこと。「心構えができていないと、いざ出動という時に段取りよく動けません。いつ要請がきてもいいように日頃から準備をしっかりとするように努めています」と話す。
小学校から磨き続けた目標達成のための思考
小学校から陸上競技を始め、主に長距離走、ハードル走に取り組んできたが、高校1年時に交通事故で右足を負傷。やり投げに転向してから県大会で5位になるまでに。「陸上競技は自分との戦い。『距離を伸ばすために何をするべきか』という思考は消防活動にも繋がっています」。
オールマイティーな消防士を目指して
将来の目標はオールマイティーな消防士。「多分野について少しづつ学び経験を重ね、10年後あたりにそれらを自分のものにして開花させられるようになっていたいと思います」と顔を上げる。
「志布志は高速道路も整備され美味しいお店もたくさんあります。ぜひドライブにお越しください!」

上司からのコメント

10年後はオールマイティーな消防人になり、野井倉甚兵衛のような地元に貢献している姿を期待します。
大隅曽於地区消防組合 志布志消防署
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志布志消防署は1隊17名の2交替制で勤務する。緊急車両は、水槽付消防ポンプ車1台、救助工作車1台、はしご車1台、高規格救急車3台、指揮車1台、資機材搬送車1台などを運用。大隅曽於地区消防組合の令和5年中の救急出場件数は4,627件。
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米盛病院 広報スタッフ取材メモ
「休日は、夜8時まで筋トレ。海が似合う逆三角形のカラダ作りを頑張っています!」と笑顔で話しました。