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2024.09.11(最終更新日:2024.11.11) Rookies 俺たち消防士!

霧島市消防局 中央消防署 馬渡 智己さん

地域の安全を守るために奮闘する若手消防士の方々。
米盛病院の広報スタッフが、鹿児島県内の輝くルーキーズにせまります。

 

今回のルーキー
霧島市消防局 中央消防署 馬渡 智己さん

 

「基本に忠実に、初心を忘れず」すべてに精通した消防士を目指す

救急救命士を目指すきっかけは、交通事故

 霧島市消防局中央消防署に勤務する馬渡智己さんは入職5年目の26歳。救急を主担当に消防・救助・予防業務を兼務する。入職当初は、思いもよらないパソコン業務の多さに頭を抱えたことも。「体だけでなく、結構頭も使う仕事なのだと改めて認識しました」と笑いながら振り返る。
 幼い頃から、救急救命士として働くおじの影響で消防の仕事に興味を抱いていたが、真剣に同職を目指すきっかけとなったのが高校3年生の時。交通事故に遭った際に駆けつけた救急隊員の優しさあふれる姿に自分の将来の姿を重ねた。「当時就職活動をしていましたが、救命士の資格取得のために専門学校進学を選びました」と進路変更。3年後、資格取得後に地元である同局の採用試験に合格し有言実行を果たす。

 

日々の業務と、目標

 最初の勤務地は霧島市高千穂にある北署。美しい山々や温泉、宿泊施設が立ち並ぶ観光エリアだが、山でケガを負った傷病者の山岳救助や、外国人観光客への救急対応などを経験。また、都市部にある中央署に異動してからは、多忙を極める救急出場に、消防職員としてのやりがいを実感している。
 日々の業務に加え、病院の医師や看護師とも積極的にコミュニケーションをとり、症例の検証や振り返りも欠かさない。着実に経験を積み重ね、「先輩方から教えられた『基本に忠実に、初心を忘れず』を守りながら、今後さらに知識を蓄え、救急だけでなく、消防・救助・予防にも精通した消防士を目指したい」と意気込む。

 

日々の業務に加えて上がる調理技術

 署内で同僚の食事をつくるようになり、料理の腕が上がったのだそう。「ご飯に合う濃味のメニューが得意です。つくりすぎてみんなを高血圧にしてしまうかもしれないですけど(笑)」。

 

 上司からのコメント

明るい性格を持ち、コミュニケーション能力が高く、頼もしい存在です。自己研鑽に努め、何事においても的確な判断ができる救急救命士になってもらいたいです。

 

霧島市消防局 中央消防署

霧島市消防局中央消防署は1隊15名編成の2交替制。
緊急車両は、はしご車1台、タンク車1台、ポンプ車1台、救急車2台、指揮車1台、救助工作車1台などを運用。
霧島市の令和5年中救急出動件数は7,828件。

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米盛病院 広報スタッフ取材メモ

「筋トレも趣味のひとつですが、他署の職員の方々のようなガチ勢ではないです!」と笑顔で話されました。

 

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