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2024.11.11(最終更新日:2024.12.26) Rookies 俺たち消防士!

鹿児島市消防局 中央消防署 中央本署 小山 愛斗さん

地域の安全を守るために奮闘する若手消防士の方々。
米盛病院の広報スタッフが、鹿児島県内の輝くルーキーズにせまります。

 

今回のルーキー
鹿児島市消防局 中央消防署 中央本署 小山 愛斗さん

 

かつて自身が憧れていた存在に。責任感を胸に、さらなる成長を誓う

憧れの消防に役立てるため、一度は法律の道へ

 「中学時代に経験した地元の消防署での職場体験が、この道を目指したきっかけです」と話すのは、鹿児島市消防局中央消防署中央本署に勤務する小山愛斗さん。進学した鹿児島大学では法文学部を選択するが、法律を学んだのは“将来(消防で)役に立つだろう”という思いから。さらには在学中に学生消防団に入団して出初式など各種消防イベントにボランティアとして参加するなど消防士への憧れを抱き続け、ついに中学からの目標を実現した。「今だに先輩方は憧れの存在ですが、子供たちから手を振ってもらったりすると、自分が消防士になったと実感すると同時に、もっと成長しなければという責任感を感じます」と背筋を伸ばす。

 

入局2年目、危険な現場での経験も重ねる

はしご車での訓練。最高で35メートルに達する

 現在入局2年目。実際の火災現場での経験も重ねており、深夜の工場火災という危険な現場にも出動した。「現在は、訓練したことを実際の現場でも再現できるよう慌てず、冷静に周りを見て、そして指示をしっかり聞くことを心がけています。先輩方は皆さん優しく指導してくださるので、しばらくはその優しさに甘えていろんなことを吸収したいと考えています」と笑顔で話す。

 

消防・プライベートでの目標

 今後学ぶべきことは山ほどある。「不器用なので日々の訓練を復習しつつ、やるべきことを一つずつ潰していきながら自分のものにしていきたい。そして今後は、警防・予防だけではなく、救助隊や救急隊の先輩方の姿を近くで見ながら、いろんな発見をして将来の参考にしていきたい」と意気込む。
 地元の川辺高校では野球部に所属し、かつ「テストの順位で負けたくない」と学年トップの成績を維持した文武両道派。最近趣味のゴルフでの“100切り”をきっかけに、「もっとスコアを伸ばしたい!」と負けず嫌いに火がつく。

 

 上司からのコメント

 市民のために日々精進している姿にたくましさを感じます。人命救助のプロとして最前線で共に頑張ろう!

 

鹿児島市消防局 中央消防署 中央本署

中央消防署中央本署は、2部制で各18名体制。
緊急車両は、指揮車1台、タンク車1台、救助工作車1台、ミニ消防車1台、はしご車1台、資機材運搬車1台、災害用二輪車2台、救急車1台。令和5年の救急出動件数は同署管内で2,664件。

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米盛病院 広報スタッフ取材メモ

「ぜひ、消防車を見かけたら手を振ってください。そういうやり取りがうれしいし、僕の気持ちが上がります!」と笑顔で話されました。

 

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