2019.03.26(最終更新日:2019.04.19)
緑泉会部署紹介 米盛病院 MA課
ある1日のスケジュール「整形外科MA:外来日編」
08:50~09:00 | 朝礼 |
09:00~13:00 | 外来診療補助/診療録(記事・オーダー)入力/再診・検査予約代行 |
13:00~14:00 | 休憩 |
14:00~17:30 | 外来診療補助/診療録(記事・オーダー)入力/再診・検査予約代行 |
17:50~18:00 | 翌日のスケジュール確認/業務日誌入力 |
医師の事務的な作業をサポート
MAとはメディカルアシスタントの略で、当院では医師事務作業補助者を指します。その業務内容は、本来医師が行うべき医療行為に専念できるように、医師の事務的な作業を支援・サポートすることです。
例えば医師が外来診療を行う際、MAがカルテの代行入力等の補助を行うことにより、医師が患者様としっかり向き合い、より良質な医療を提供することができます。そのほか、病棟回診への同行や診断書の代行作成、病状説明の記録や医師のスケジュール管理等も行っています。米盛病院では平成22年度よりMA課を新設し、平成30年9月現在で麻酔科に2名、救急科に4名、整形外科に20名、計26名が配属されています。
医師事務作業補助者の資格は、公益社団法人 全日本病院協会と一般財団法人 日本医療教育財団が共催する「医師事務作業補助技能認定試験」に合格することで取得できます。
患者様がお元気になっていく姿を間近で見られる喜びとやりがい
MAの仕事でもっとも大事なことは、医師との連携を円滑にとることです。忙しい医師のスケジュールから空いた時間を見つけ、そこで要点を簡潔に伝え、よりスムーズに業務が行えるように心がけています。また、医師の代行業務を行っているという自覚をもち、正確に遅滞なく業務を遂行することも重要です。
一人の患者様に複数の職種が関わり、検査・治療を行いますが、外来・入院・手術・入院生活・退院後の外来通院まで一連の流れを通してみられるのは、医師とMAだけだと思います。MAとして直接医療行為はできませんが、患者様がお元気になっていく姿を近くでみられることはこの仕事を行う上での喜びだと感じています。MAの業務は専門的な知識を必要とするため、日々学びや気づきを感じることが多くあります。些細なことでも気づける感性をもち、常に探究心や向上心を持って業務にあたっています。