2024.09.11(最終更新日:2024.09.11)
1年目研修医のご紹介
※各研修医の研修先は、7月26日時点のものです。
医師臨床研修の実施について
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当院は、医療従事者の教育を最も重要な役割の一つと位置づけ、その一環として初期臨床研修を行っています。
厚生労働省から基幹型臨床研修病院の指定を受け、2022年には初期臨床研修医1期生となる2名、昨年度はさらに2名、本年度は新たに5名の研修医が加わりました。
初期臨床研修医は、厚生労働省のガイドラインに基づく研修プログラムにより、上級医の指導のもとで日々診療に取り組みながら医師としての基礎を築いています。
これからの地域医療、ひいては日本の医療を支えていく研修医の存在は、病院全体に活気を与えてくれています。今回は、1年目研修医の勉強会におじゃまして、現在学んでいることを聞いてみました。
藤本 健司医師
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今回の勉強会では、頭部外傷や小児のCT、顔面救急など主に小児外傷についてテーマを選びました。小児と成人での受傷機転の違いや眼底骨折の対応など、実践的な知識を学びました。救急科で研修する中では、診察の型が我流にならないよう、今のうちに身につけた方が良いと教えていただきました。
瀬戸口 貴昭医師
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現在、麻酔科で研修中です。手術中の身体の管理について重きを置いて研修しており、改めて当たり前の事や何となく理解している知識を突き詰めるよう学習した内容を共有しています。現場で安定している患者さんを任せていただく中、頭で理解している知識が上手く説明できるよう上級医の先生方に指導いただいています。
藤浦 剛己医師
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救急科で研修を行っています。上級医の先生方には、行き詰まりそうな時にご指導いただくほか、患者さんやご家族への説明に同席させていただく際、様々な状況に置かれる方々へ寄り添った説明の仕方など、現場ならではの学びがあります。今回は診察時によく見られる症状の患者さんで特徴的な事例や、上手く出来た事例などを共有をしました。
和田 悠太郎医師
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循環器内科をローテーション中です。指導医の先生のもと、回診をはじめ、心筋梗塞や虚血性疾患の治療の現場でバルーンカテーテル治療などの研修をしています。勉強会では、虚血性心疾患でよく見られる心電図変化から、なぜ心電図変化が起こるか知識を得るためテーマとして選びました。
樺山 資之医師
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救急科で患者さんのファーストタッチ対応を任せていただいています。診察して所見や症状、検査事項について先生に報告する際、都度出てきた問題や知識について、足りない部分をひとつずつ潰して、次に同じ事が起きたときに分からない状況にならないよう教えていただいています。今回は、心電図の見方について将来絶対見逃しが起こらないよう、勉強してきました。
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