2019.12.02(最終更新日:2020.03.05)
第4回 プリン体ゼロってどういう意味?
皆様、こんにちは。米盛病院外科部長の畑です。焼酎マイスターDr.畑の焼酎入門も4回目になりました。季節は秋、食欲の秋です。そして、焼酎の新酒が出るのもこの季節です。皆様は
お元気にお過ごしでしょうか?この季節、世の中は美味しいものにあふれていますね。しかし、血液中の「尿酸値」が高いと健康診断で指摘されている方にとっては、美味しいものって目の毒ですよねぇ。尿酸の元になるのが、プリン体なのですが、美味しいものにはなぜかプリン体が沢山含まれているような気がします。でも、プリン体のこと、詳しく知っている人って少なくないですか? 今回はプリン体のことを詳しくお話ししましょう。
さて、プリン体って何なのでしょうか? そもそもプリン体とは全ての生物の遺伝子(DNA)を形作っている物質の一つです。核酸の仲間、アデニンやグアニンこそプリン体なのです。昔、学校で習いませんでしたか? そして、それらの代謝産物の最終形が尿酸というわけです。血液中にこの尿酸が増えてくると、時に関節の中で析出して結晶化し、激しい痛みを伴う痛風発作を引き起こします。痛風って本当に辛い病気なのですが、暴飲暴食
などの不摂生の結果として起こることが多いと認識されているので、あまり同情してもらえません。それも痛風の辛いところですね。プリン体は遺伝子を形作る物質だと言いました。すなわち、主に細胞の核の中に存在するのです。と言うことは、人間が食べる『全ての生物』の中にプリン体が含まれていることになりますね。そして、プリン体の含まれる量は「細胞の密度」によって決まることになります。

次号は「焼酎お湯割りはなぜお湯が先?」です。お楽しみに!
焼酎マイスター Dr.畑
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米盛病院 外科部長 畑 倫明
焼酎と温泉をこよなく愛する外科部長。追求心が強すぎて、好きなだけでは飽き足らず、「温泉ソムリエマスター」に続き、このたび「焼酎マイスター」「焼酎唎酒師」も取得!











