2022.07.21(最終更新日:2022.09.05)
りん先生の食養生&薬膳レシピ | Vol.2 甘酒入りみそ汁
米盛病院 内科医 りん先生が、簡単で美味しい食養生&薬膳レシピをご紹介します。
ぜひお試しください♪
薬膳とは…?
今の体調や季節に応じて、それぞれの食材が持つ特性や効能を生かし、バランスよく選び組み合わせる食事のことです。
私たちの体は、毎日食べるもので作られています。病気を予防し、健康的な日々を過ごすために、まずは自分の体と向き合い、『今、何を食べるべきか』を考えながら日々の食事を整えていきましょう。
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米盛病院 内科医 りん先生
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『食養生(=食事によって体調を整え、体質改善をすること)』の観点から、食事指導も行っています。
些細なことでも、お悩みの症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
甘酒入りみそ汁

こんなときにおすすめ!:胃の調子が悪い・食欲がわかない

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胃腸機能改善や疲労回復などが期待できる「甘酒」。
暑さで食欲がわかない時の栄養補給や食べ過ぎた後の置き換え食、食欲にムラがあるお子様の食欲増進など、様々な場面でお役立ていただけるレシピです。
材料(2-3人分)
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栄養MEMO① (1人分)
- エネルギー 50kcal
- 糖質 10.1g
- 塩分 1.1g
材料 | 分量 |
米麹甘酒 | 50cc(※1) |
味噌 | 大さじ1 |
顆粒だし | 小さじ1(※2) |
水 | 500cc |
小松菜 | 1-2株 |
にんじん | 1/2本 |
玉ねぎ | 1/2玉 |
※1:砂糖不使用のもの
※2:できれば無添加のもの
※2:できれば無添加のもの
作り方(調理時間:約15分)
- 小松菜はざく切り、玉ねぎはスライス、にんじんは細切りにする。
- 鍋に水、顆粒だし、小松菜の茎の部分、にんじんを入れて火にかける。
- 残りの野菜を入れる。野菜に火が通ったら、火を弱めて味噌を溶き入れ、仕上げに甘酒を入れる。
米盛病院 広報課スタッフのごちそうさまコメント
みそ汁に甘酒が入ることで、ほっこりと優しい味わいになり、驚きました!胃腸機能の改善が期待されるのも嬉しいです。りん先生のおすすめは、「米麹甘酒(砂糖不使用)」とのこと。いつものみそ汁にぜひ加えてみてください♪
【米盛病院 栄養課 監修】栄養MEMO② “米麹甘酒”
栄養豊富な食材で、消化吸収のよいブドウ糖や、ブドウ糖をエネルギーに変えるビタミンB群、臓器や筋肉を作るアミノ酸、体の中を掃除する食物繊維などを含み、「飲む点滴」とも言われています。

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