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2024.05.21(最終更新日:2024.07.09) りん先生の食養生&薬膳レシピ

vol.13 パワーチャージ! ヤマノイモのすりながし汁

米盛病院 内科医 りん先生が、簡単で美味しい食養生&薬膳レシピをご紹介します。
ぜひお試しください♪

薬膳とは…?

今の体調や季節に応じて、それぞれの食材が持つ特性や効能を生かし、バランスよく選び組み合わせる食事のことです。
私たちの体は、毎日食べるもので作られています。病気を予防し、健康的な日々を過ごすために、まずは自分の体と向き合い、『今、何を食べるべきか』を考えながら日々の食事を整えていきましょう。

 

米盛病院 内科医 りん先生

『食養生(=食事によって体調を整え、体質改善をすること)』の観点から、食事指導も行っています。

些細なことでも、お悩みの症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

 

ヤマノイモのすりながし汁

こんな症状に:気力・体力をつけたいときに

新しい環境にようやく慣れた頃に出てくる疲労感や無気力感。5月はこのような症状が出やすく「五月病」とも呼ばれ、心身のストレスが原因と考えられています。
そこで今回は、滋養強壮作用のあるヤマノイモを使った元気の出る”すりながし汁”をご紹介します!

材料(4人分)

料理協力 富士産業株式会社

栄養MEMO① (1人分)

  • エネルギー 45kcal
  • たんぱく質 1.8g
  • 糖質    9.0g
  • 塩分    1.0g

 

材料 分量
長芋 1/4本(150g)
白菜 2枚
人参 1/4本
なめこ 50g
顆粒だし 小さじ1(2g)
うすくち醤油 大さじ1
料理酒 大さじ1
七味(陳皮入り) 適量

 

作り方(調理時間:約15分)

(下ごしらえ)
顆粒だしを溶かし、だし汁600ccを用意します。
白菜と人参は、短冊切りにしておきます。

  1. うすくち醤油、料理酒を加えて火にかけます。
  2. 白菜、人参、なめこを入れ、火が通るまで煮ます。
  3. すりおろした長芋を回しかけ、ひと煮立ちさせます。
  4. 仕上げに七味をひと振りして完成。

 

養生Point!

長芋をミキサーにかけると、食感がなめらかになり、調理時間の短縮にも繋がります。

 

栄養MEMO② “山芋・・・本レシピで使用している長芋は山芋(ヤマノイモ科の芋類)の仲間!”

山芋に含まれるでんぷん分解酵素の「アミラーゼ」や「ジアスターゼ」が消化を促進し、栄養の吸収率を高めます。
そのため、山芋には新陳代謝を活発にし、疲れた胃を助け、疲労回復や滋養強壮の効果が期待できます。

 

米盛病院 連携広報室スタッフのごちそうさまコメント

山芋となめこのとろみと野菜のしゃきしゃき感、食欲がないときでも食べらとてもしますできるぐらいおいしかったです♪

 

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