2025.05.16(最終更新日:2025.05.16)
vol.19 温活薬膳ラーメン
米盛病院 内科医 りん先生が、簡単で美味しい食養生&薬膳レシピをご紹介します。
ぜひお試しください♪
薬膳とは…?
今の体調や季節に応じて、それぞれの食材が持つ特性や効能を生かし、バランスよく選び組み合わせる食事のことです。
私たちの体は、毎日食べるもので作られています。病気を予防し、健康的な日々を過ごすために、まずは自分の体と向き合い、『今、何を食べるべきか』を考えながら日々の食事を整えていきましょう。
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米盛病院 内科医 りん先生
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『食養生(=食事によって体調を整え、体質改善をすること)』の観点から、食事指導も行っています。
些細なことでも、お悩みの症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
温活薬膳ラーメン

こんな症状に:“冷え“と“だるさ“を感じるときに

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5月は気温が上がり始めるものの、冬に溜まった冷えが体から抜けきれずにいると、疲れやすさなどの不調が出やすくなります。
さらに、湿気が増えてくることで、重だるさを感じる方も多いかもしれません。そこで、エネルギーを補い、温活にも良い薬膳ラーメンを考案しました!
材料(2人分)
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料理協力 富士産業株式会社
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栄養MEMO① (1人分)
- エネルギー 419kcal
- たんぱく質 1g
- 糖質 2g
- 塩分 8g
りん先生おすすめ モロヘイヤ麺
材料 | 分量 | |
スープ | 鶏手羽元 | 250g |
オリーブオイル | 小さじ1/2 | |
生姜 | 1個 | |
にんにく | 1片 | |
豆鼓 | 3粒 | |
ネギ (青い部分はスープ用、白い部分はトッピング) |
1/2本 | |
塩 | 小さじ2/3 | |
濃口醤油 | 小さじ1 | |
水 | 1ℓ | |
麺・トッピング | 乾麺 | 100g |
水菜 | 1株 | |
ミニトマト | 2個 | |
黒コショウ | 適量 |
作り方(調理時間:約60分)
※下ごしらえ:ネギの白い部分をみじん切りにする。水菜は水にさらして水気を切る。ミニトマトは半分に切ります。
- フライパンにオリーブオイルを薄くなじませ、鶏手羽元を皮目から中火で焼き、焼き色をつける。
- 鍋に鶏手羽元、水、ネギの青い部分、生姜、にんにく、豆鼓を入れ沸騰させる。アクを取りながら、弱火で30分煮込む(スープの出来上がり量500mℓ)。
- 鶏手羽元、ネギの青い部分、生姜、にんにくを取り出し、塩と醤油で味を整えスープは完成です。
- 別の鍋で麺を茹でて、器に盛ります。
- 取り出した鶏手羽元の身を骨から外し、ほぐして、ネギのみじん切り、水菜、ミニトマトと一緒に盛り付けます。最後に黒コショウをかけて完成。
栄養MEMO② “豆鼓”

豆鼓はコクのある旨みを持つ大豆の発酵食品です。豆鼓エキスは糖の吸収を穏やかにするため、血糖値上昇を抑える効果が期待出来ます。
また、発酵食品のため腸内環境を整え、消化吸収の促進や便秘解消効果も見込まれます。

広報スタッフのごちそうさまコメント

鶏手羽元の出汁がしっかり効いていておいしく、生姜やにんにくなどのパワーで体もぽかぽかに。ぺろりと食べられるのに食べ応えもあり、家でも作ってみたくなりました!

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