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2021.08.19(最終更新日:2021.10.13) INTERVIEW ~気になるあの方にお話聞きました~

【TOHO シネマズ与次郎】副支配人 野上 広介さん

地域の輝く方々を米盛病院の広報スタッフが取材。
アツい思いやモットーなどを伺います。
今回は、当院と同じ与次郎地区に位置する「TOHO シネマズ与次郎 副支配人 野上 広介さん」に、お話をお伺いしました。

 

今こそ映画館の良さを伝え続けたい

映画館で働くとは

 皆さんがイメージされるチケット販売やフード提供だけでなく、シアター管理やグッズ販売など、業務はさまざま。
各セクションに責任者がおり、自身は副支配人として支配人とともに統括する立場です。現在、アルバイトの方も含め約40名が在籍しています。

 

楽しみ方も色々

映画館といえばポップコーンとドリンクがおなじみですが、その他のフードも充実しています。しかし、映画鑑賞の妨げになってしまっては、本末転倒。そのため、香りが強く、食べるときに音がするメニューでないこと、お客様のニーズや流行を取り入れることなど工夫を凝らしています。

お陰様でメニューも充実し、特にチュリトスが人気。もちろん、映画を鑑賞しなくても、フードやドリンクのみのご利用も大歓迎です! フレスポジャングルパークは家族連れのお客様が多いので、フードコート感覚で気軽に活用していただきたいですね。

 

自身にとって思い出の作品

この業界に飛び込んだのは、30歳のとき。大学卒業後、レンタルビデオ店で勤務していました。当時は、VHSからDVDへ変わるタイミングで、DVDへ移行する作品を選別する必要があり、数多くの作品を観る機会に恵まれました。

そうして映画の魅力にはまっていたときに出会った作品が「マジェスティック」(2001年)です。これは、事故で記憶を失った脚本家が映画館の再建を通して町の復興に尽力するというストーリー。自身の興味関心が「映画」から「映画館」へ変化するきっかけとなりました。

 

映写技師として過ごせた1年間

入職した2008年は、フィルムからデジタルへ映画が移行するとき。フィルムに触れられる最後のチャンスと思い、映写技師として入職しました。技術や経験があった訳ではなく、師匠のもとで1年間徹底的に学ばせていただきました。
入職が1年ずれていたらフィルムに触れる機会がなかった訳ですから、自分は本当に運が良かったと思います。

 

これまでの経験があってこそ

デジタルが主流となり、映写技師から営業職として、六本木ヒルズ店で勤務しました。ウィル・スミスやトム・クルーズ、ジャッキー・チェンなど、名だたるスターとイベントで一緒に仕事ができたことは感動でしたが、より思い出深いのが、高知での出来事。

当時、高知県には映画館がひとつしかなく、「映画を観に行くのが小旅行のようなもの」とお客様が話される程。そこで企画したのが、出かけていく映画。フィルムを積み、公民館や学校、文化ホールなどで移動上映を行いました。映写技師としての経験があったので、多くの方に映画に触れていただく機会を生み出せたと感じています。「野上さんが来てくれたからこそ」というお言葉をいただけたときは、本当に嬉しかったですね。

埼玉では新店舗の立ち上げに携わり、日本初の4D機器導入プロジェクトに尽力しました。4Dとは、デジタルだけでなく、体感型の上映システムのこと。海外仕様の機械を日本人にあわせて調整するために、力加減の調整や耐久性の確認など、試行錯誤の連続でした。例えば、持ち込めるドリンクの選定のため、ビールを持って4Dを体験し、何度もビールまみれになりました(笑)。

 

未知の世界を楽しめるタイプ

2017年に鹿児島へ異動し、映画館の目の前の桜島に感動しました。思わず初日から桜島を見に行きました(笑)。自分の知らない未知の世界を楽しめるタイプだと思います。

これまでは、新たな機器の導入など、劇場の内側のことで精一杯でしたが、今はフードを充実させるなど、お客様により楽しんでいただくために注力できているように思います。いつ、どこへ転勤するか分かりませんが、大好きな鹿児島を離れるのは寂しいです。

 

映画館の安全性を伝える

コロナの影響で、昨年45月は休館となっただけでなく、人が集まる場所・密閉空間ということから、映画館は感染リスクが高いというイメージがつき、来館者の減少や公開作品の延期などが起きました。

そのため、座席の間引きや消毒、検温に業界の中でも率先して取り組みました。さらに、大学教授監修のもと新しい映画様式を紹介する動画を作成するなど、業界一丸となって映画館の安全性を伝えています。

今年は、そのような取り組みはもちろん、「かけがえのない思い出づくりができる映画館の良さ」を改めて発信し、子どもたちに映画館へ戻ってきて欲しいと思っています。この夏は、いつもの夏休みが戻ってくることを願っています。

 

米盛病院への期待

当館の目の前に米盛病院さんがあり、まさにご近所。お互いに存在を認識しつつも、これまで何かをご一緒する機会はありませんでしたので、貴誌「Sma Hapi」を通して関係性が生まれたことを嬉しく感じています。

映画館と病院という異なる業界ではありますが、ご近所さんとしてご縁を繋いでいけると嬉しいですね。
例えば、術後の定期健診に来られた患者様に当館へお立ち寄りいただいたり、鑑賞中の有事に備えて我々も救急対応を学んでいるため、救急科があり救急救命士もいらっしゃる米盛病院さんから対応を学ばせていただいたりなど、患者様やお客様にとってより良い関係性が築けることを期待しています。

 

映画館を通して与次郎へ興味を

与次郎は、米盛病院さんや商業施設、公園、絶好のロケーションなど魅力あふれるエリア。しかし、「与次郎ってどこにあるの?」というご質問をいただくことも。

そのため、映画館をきっかけに与次郎や米盛病院さんのことを知っていただき、地域の活性化に貢献できたらと思っています。まさに、自身の運命を変えた「マジェスティック」のように、地域に根付いた自分なりの映画館をいつか作っていきたいです。それが、鹿児島で叶えられたら一番嬉しいですね!

 

TOHOシネマズ与次郎

℡:050-6868-5044
無料駐車場完備(901台)

上演スケジュール:https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/033/TNPI2000J01.do

Profile

野上 広介(のがみ こうすけ)さん

1979 年生まれ、愛知県出身。
大学卒業後、レンタルビデオ店で3 店舗の店長を担い、2008年に映写技師としてTOHO シネマズへ入社。東京・高知・埼玉で勤務後、2017 年に鹿児島市与次郎へ。休日はバイクで県内のお気に入りスポットを巡る。「特に好きなのが吹上浜。太陽の光を浴びてリフレッシュしています」

 

米盛病院 広報課スタッフ取材メモ

Sma Hapi」を通して、TOHOシネマズ与次郎様とご縁が生まれたことをとても嬉しく思います。映画業界に携わることとなった野上副支配人のお話に引き込まれ、あっという間に時間が経っていました!
自身も映画が大好きなので、ぜひまた映画館へ足を運びたいと思います。野上副支配人おすすめのチュリトスも気になります♪

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