2019.03.23(最終更新日:2020.08.28)
vol.11 秋刀魚(さんま)とまいたけのオイルパスタ
なぜ秋の秋刀魚は美味しいの?
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スーパーなどで年間を通して売られている秋刀魚。秋が旬というのは皆さんご存知だと思いますが、なぜ秋の秋刀魚はおいしいのでしょうか。
秋に漁獲量が増えるのは、回遊魚の秋刀魚が9月から11月にかけて日本近海を通るからですが、この時期の秋刀魚は産卵を控え、体に栄養をたっぷりと蓄えており、脂が乗って味わい深くなります。旬の食材は旬のうちに味わいたいものですね。
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材料(1人分)
(a)の材料
秋刀魚:1匹 / にんにく(軽くつぶしたもの):1片分 / ハーブ(乾燥バジル・ローリエ等):適量 / オリーブオイル(サラダ油でも可):適量
その他の材料
パスタ:80g / マイタケ:1/2パック / にんにくのスライス:1片分 / タカのつめ:1本分 / パセリ:適量 / オリーブオイル:適量 / ドライトマト:少々(トマト1/2玉でも可)
作り方
- 秋刀魚の頭と内臓を取り、(a)の他の材料と一緒にジップロックに入れる。お湯を張った炊飯器に入れて約1時間保温する。
- 秋刀魚の頭と内臓を、多めのオリーブオイルとにんにくでソテーしながらすりつぶす。
- パスタソース:にんにくをオリーブオイルで香りが出るように弱火でいため、タカのつめを加えて辛みを移し、まいたけ・ ドライトマトをいためる。その後、2のオイルとパセリを加え、最後にパスタのゆで汁を加えて乳化させる。
- ゆであがったパスタに1の秋刀魚のほぐした身と3のパスタ ソースを絡めれば出来上がり!
広報課の食レポ
まず、秋刀魚の香ばしい匂いが鼻孔をくすぐります。よくほぐれた秋刀魚は塩を使っていないにも関わらずアンチョビよりも味わい深く内臓を使ったソースのほのかな苦みと、まいたけの食感がアクセントになっています。
株式会社 日京クリエイト林田 和生さん

(a)の秋刀魚は、油に漬けたまま保存すると日持ちがする。
ハーブの種類を変えると風味も変化!フェンネルやバジルなど魚と相性の良いハーブを合わせるとGood!
(a)のサンマをそのままフライパンで焼けば香ばしさが増し、おしゃれな焼きオイルサーディンが味わえます。
ちなみにオイルで弱火で煮ることを「コンフィ」といいます。
どなたでも簡単に作ることができます。ぜひご自宅で!