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2021.10.13(最終更新日:2021.12.01) 医療のお話

お顔の痛みに悩まされていませんか?|脳神経外科 三叉神経痛治療のご案内

顔のある特定の部位を少し触っただけなのに激しい痛みが走る、食事や洗顔・お化粧・ひげそりなどの度に激痛が走る…。

このような痛みに悩まされている方は「三叉神経痛(さんさしんけいつう)」という病気かもしれません。 痛みの原因の多くは、脳の血管が三叉神経を圧迫することによります(図1)。

  • 第一枝領域はおでこ・まぶた・まゆげなど
  • 第二枝領域はほお・上あご・鼻の下など
  • 第三枝領域は下あごなどを指します。

 

治療としては、まずは薬の内服により痛みを抑えていきます。薬の副作用でふらつきなどの症状が出ることがありますので、痛みの様子をみながら薬の量を調節していきますが、中には副作用のため薬の内服を続けられない患者様もおられます。

その場合の選択肢として手術による根治治療があります。耳の後ろの髪の毛の生え際あたりを小さく切開し、頭蓋骨に小さな穴を開けて、三叉神経を圧迫している血管をずらすことにより痛みを根本から取り除きます。 一般的に、手術時間は2時間半程度、入院期間は1週間ほどです。

 

図②
虫歯と勘違いして歯科を受診し、抜歯を受けた後に脳神経外科を受診される患者様もおられます。

食事の際、誘発されることが多く、虫歯の痛みと勘違いして歯科を受診される方も少なくありませんので、このような症状でお悩みの方は、一度当院の脳神経外科へご相談ください。

 

脳神経外科(外来)のご案内

【受付】8:3017:00 12:00 以降の受付は午後の診療)
【診療】9:0012:3014:0018:00
【救急時・土日祝・時間外のご相談】24 時間救急相談ダイヤル♯7099
【お問い合わせ】099-230-0100(代表)

 

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