2020.08.13(最終更新日:2020.10.30)
防災訓練を実施しました~「災害拠点病院」としての対応~
地域にとって“頼れる存在”でなければならないという想いから、米盛病院では救急医療と災害医療分野に注力し続けています。そのため、院内での災害対応訓練はもちろん、合同訓練や災害対応訓練などにも積極的に参加しています。
8月4日、鹿児島市主催の桜島噴火を想定した図上訓練に参加しました。
図上訓練とは、様々な災害情報の提示を受け、参加者が情報を整理・分析・判断しながら対応していく訓練のことです。今回、桜島が大正噴火レベルの大噴火を起こしたという想定で、「鹿児島県災害拠点病院」としての当院の対応をシミュレーションしました。
まず、桜島の火山活動状況や県や市の対応状況を随時書き出し、刻一刻と変化する状況を把握。それらの情報をもとに、検討すべき事項や行政への要望事項などの話し合いが行われました。院内のさまざまな部署のスタッフが参加することで、現状・課題の共有だけでなく、円滑なコミュニケーションにもつながりました。
これからも、各機関や組織との協力関係を強化し、災害に即応できる体制づくりに取り組んで参ります。
PICK UP
災害拠点病院
県内や近隣県で災害が発生し、通常の医療体制では被災者に対する適切な医療の提供が難しい場合に、傷病者受け入れや災害派遣医療チーム(DMAT)の派遣を行う機能を持った病院のこと。 当院は2016年4月に指定を受け、鹿児島の災害医療の一翼を担うことを目指し続けています。
救急科のご案内
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災害への備え いざという時の為に
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