私たちについて

看護部

看護部

ご挨拶

米盛病院は2013年に救急科を新設し、整形外科と救急科を柱とした急性期医療を提供するべく、 2014年に草牟田から与次郎に新築移転しました。 2018年6月には305床から506床へ増床し、超急性期から回復期、そして退院後のケアまで行えるようになりました。
また、民間救急ヘリやドクターカーなどの出動件数も増加しており、 重症患者や循環器系疾患患者の比率も高くなってきています。 看護師には常に学ぶ姿勢が求められるため、スタッフ全員が向上心を持って働ける風土をつくることは病院の使命だと考え、 資格取得や勉強会への参加を全面的にサポートしています。

各部署の特色

東棟8F 救急病棟

8階病棟は救急病棟です。
主にERからの患者さまの緊急入院を受け入れる病棟です。東棟4階・5階の救急病棟と連携しながら患者さまの受け入れを行っています。
急な病気や受傷に伴う患者さまの身体・精神面の苦痛に対して、 お一人おひとりの患者さまの気持ちに寄り添った看護が提供できるように常に心掛けています。 また、患者さまが安心してもとの生活に戻れるように、多職種で連携しながら退院までの支援も行っています。

東棟7F 人工関節病棟

7階病棟は人工関節病棟です。
変形性関節症(股・膝)や、膝靱帯損傷、大腿骨頸部骨折等で手術を目的とされる患者さまが多く入院されています。術前・術後を通して全身的な健康状態への配慮が必要であり、また、早期離床を図りながら在宅復帰に向けた看護ケア(生活動作の改善や退院後の生活を見据えた生活指導等)が求められます。
術後の回復経過においては、日常生活動作の援助を必要とする場面が多くあります。
ケアの充実と安全な療養環境を提供し、多職種と連携を密にとりながら、患者さまの気持ちに寄り添った看護を目指して日々取り組んでいます。

東棟6F 脊椎・脊髄病棟

6階病棟は、脊椎・脊髄病棟です。
事故による受傷、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、 頚椎症性脊髄症などの脊椎・脊髄に疾患がある患者さまが中心に入院される病棟です。 脊椎・脊髄疾患は、痛みや痺れ、歩行障害などで日常生活動作に支障をきたし、生活の質の低下や要介護につながる可能性もあります。
多くの患者さまは、入院して社会復帰を目指されています。私たち看護師は在宅復帰を見据えた看護ケアが求められています。 患者さまが身体的・精神的障害を克服され、一日でも早い社会復帰ができるよう支援を行っています。

東棟4・5F HCU

HCUは、High Care Unitの略称であり高度治療室といいます。
役割は救急外来に運ばれてきた重症患者さまや、 ICU(集中治療室)で治療を受け全身状態が落ち着いてきた患者さま、 脊椎固定術や全身管理の必要な大腿骨頸部骨折の術後の周術期管理を行っています。 集中治療と一般病棟への橋渡しとして患者さま自身の残存機能を最大限に維持・回復できるよう医師・看護師・薬剤師や臨床工学技士、 セラピストなど多職種とチームで支援しています。
患者さまの命も救い、患者さまの一生をつなげられるよう、集中ケア領域だけでなく、 整形外科の専門性ももった質の高い看護が提供できるよう部署一丸となって取り組んでいます。

東棟4・5F 救急病棟

4・5階は救急病棟です。
交通事故やその他の事故により、 受傷または骨折、脱臼を伴う消化器系・脳神経系の症状により、緊急入院を余儀なくされる方の多い病棟です。 事故は突発的であり、ご本人にとっては予期せぬことです。 その中にあって、体の自由が奪われ、今後への不安が大きい患者さま・ご家族のために、私達ができる看護は何かを常に考えています。 患者さまの年齢層は様々で、職場復帰を目指す方、自宅退院を目指す方等それぞれです。その目標や希望に向かうために、入院中にできることを患者さまと一緒に考えながら、看護を進めています。

東棟2F 手術室

手術室では、年間約3,500件の手術症例と緊急手術に24時間365日対応しています。 また、手術室は全9室(BCRクラス10,000:4室、クラス1,000:3室、クラス1,000のハイブリッド:2室(Zeego・slidingCT)で構成されています。 私たちは、“安全で質の高い医療を、効率よく行える手術環境の構築”を基本方針とし、 患者さまが安心・安全に手術が受けられるよう、環境を整える事が重要であると考えています。 手術となると患者さまやご家族の不安は一層募られます。スタッフ一同、少しでも不安を軽減していただけるように、 家族の一員という思いで患者さまを迎え、周手術期を通し患者さまとの出会いに感謝しながら看護を行っています。

東棟1F ER/東棟2F ICU

ERは、トラウマセンターとして緊急度・重症度が高い患者さまはもちろん、 ウォークインの患者さまも受け入れています。また、鹿児島県ドクターヘリの補完として民間救急ヘリを運用し、年間200件程度稼動しています。 さらにドクターカーも有し、市外からの依頼にも対応しており、24時間365日救急医療を実践しています。
ICUは、侵襲度の高い整形外科術後患者及び、各診療科において、重症度が高く集中治療が必要な患者さまが入室します。 人工呼吸器、透析、脳低体温療法、補助循環装置などの様々な医療器機を使用しています。
ICU/ERは、病院の強み(プレホスピタル・集中治療)の一つを支える部署として、 専門特化した人材育成と定着をキーワードに部署作りを行っています。

東棟・西棟1F 外来

米盛病院外来は、整形外科・脳神経外科・心臓血管外科・内科・リハビリテーション科・産婦人科の患者さまを、 各関連部署と連携を図りながら、受け入れています。
整形外科の領域では、初診の患者さま・他医療機関からの紹介患者さまの診療や、 手術を予定されている患者さまの術前検査・自己血貯血を行っています。 脳神経外科・心臓血管外科・内科では、初診の患者さま・他医療機関からの紹介患者さまの診療を、 リハビリテーション科では痙縮・ボトックス外来を行っています。
その他にも放射線科領域の造影検査などの介助や、内視鏡検査の介助なども行っています。 外来診療の補助はもちろん、様々な不安を抱えて来院される患者さま・ご家族のお気持ちに寄り添える看護を目標とし、 チームワークを大切にしながら日々取り組んでおります。

西棟2-5F 回復期病棟

  • 回復期200床からなる回復期リハビリテーション病棟です。
    回復期リハビリテーション病棟は、 日常生活動作能力の向上による寝たきりの防止と社会復帰・家庭復帰を目的としたリハビリプログラムを多くの医療専門職と協働により作成し、 これに基づく活動を集中的に行うという役割があります。
    実際の入院生活では朝起きたときからリハビリが始まり、 訓練室での訓練に加えて食事・排泄・入浴など入院生活のすべてがリハビリとなります。 入院生活の多くの場面に関わる看護職・介護職は、できなかったことができるようになる喜びを患者さま、 ご家族とともに共感することを目指し、患者さまお一人おひとりに合った看護が実践できるよう日々取り組んでいます。

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