脳出血
病気の概要
脳血管内にできた「こぶ」が、血圧が急激に上がった時に破裂して出血することがあります。脳内への出血や血のかたまりが脳を圧迫し、圧迫された部分によって、さまざまな症状を起こす病気です。
症状について
出血や血腫の部位や大きさによってさまざまな程度の頭痛、意識障害、からだの麻痺やしびれ、めまいなどの神経症状がみられます。
脳梗塞よりも進行が早く、症状の程度も重くなる傾向があり、意識障害が起こることが多いです。
検査について
早期診断にはただちにCTを行います
治療
脳出血が起こった場合、原因や出血の部位と症状の重さにより治療法が変わります。
主な原因となる高血圧が原因の脳出血の場合では、血圧を下げる薬を服用したり、出血で脳がむくむことによって加わる圧を低くするため、むくみをとる薬を服用したりすることがあります。
手術が可能な部位に血腫が広がっている場合は、血腫を取り除く手術を行うこともあります。
病気の予防
脳出血やくも膜下出血は、高血圧、喫煙、飲酒が発症に関連する原因のひとつといわれています。脳出血の場合は、コレステロール値の異常低値(低栄養)も発症に関わっています。それぞれの病気の治療を続けることに加えて、飲酒・禁煙・運動・食事などの生活習慣の見直しや生活指導を受け、健康的な生活を送ることが大切です。
よくあるご質問
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安静にしているよりも、日中に活動しているときによく起こります。
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脳神経外科
頭痛やめまい、ふらつき、顔面の痛みやぴくつきなどの日常的な症状から、脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)、頭部外傷などの緊急を要する疾患や脳腫瘍まで対応可能な体制を整え、安全・安心な医療を提供できるように努めています。 家族歴・高血圧症・糖尿病・高脂血症を持っていたりするなど、気になることがありましたらご相談ください。
お腹や頭が痛い、急なケガ、病院に行ったほうが
良いか迷ったときなどお電話ください。
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