お知らせ
アーティスト・長渕剛さんに「与次郎米盛クリニック」待合ロビーに壁画を描いていただきました
鹿児島県出身のアーティスト・長渕剛さんに「与次郎米盛クリニック」待合ロビーに壁画を描いていただきました。
コロナ渦で医療現場が逼迫する中でも常に医療従事者の方々が明日への希望を見失わないよう勇気づけてきた長渕剛さんが、 病気と闘う患者さまや医療現場で患者さまと向き合う日々を送る人々に、壁画を通して素敵なメッセージを届けていただきました。
今回の壁画制作は、ケガや病気で治療を受けられる患者さまやご家族を少しでも元気づけることができないか、と当法人理事長の米盛公治が、鹿児息県出身で故郷への想いが熱く、社会の中で困難な状況にある方や最前線で課題に立ち向かう方々のためにそのエネルギーを惜しみなく注がれている長渕さんに相談したことがきっかけです。
当法人は、 救急医療の充実をはじめとする鹿児島の地域医療に貢献するという理念のもと、全国で唯一「公的ドクターヘリの補完ヘリ」という役割を担う活動などを実施しています。
そんな当法人に感銘を受けてくださった長渕剛さんが、壁画制作という形で当法人へのお力添えをいただく運びとなりました。
長渕剛さん 壁画制作メーキングムービー
壁画制作に至る経緯
2020年、日本でも新型コロナウイルス感染症が拡大して医療従事者が精神的にも肉体的にも疲弊していく中、長渕さんは国立国際医療研究センターの屋上ヘリポートで、医療従事者を激励するライブを行われました。この激励ライブ開催を報じる記事を見た当法人理事長の米盛公治は、同郷で世代も近く、長年憧れの存在でもある長渕さんが医療従事者を思いやり、このようなアクションを起こしてくださったことに、1人の医療従事者として、また同じ鹿児島県民として深く感銘を受けました。
それから約1年後、長渕さんが、ご自身の出身園である唐湊幼稚園を訪問された際に園長先生からのご依頼に応えて幼稚園の壁に絵を描かれた、というニュースが多くのメディアで紹介されました。
ちょうどその頃、米盛は知人を介して長渕さんとお会いする機会を得て、何度か対話を重ねていきました。「2022年4月開院の与次郎米盛クリニックの壁に長渕さんのメッセージを描いていただくことで、患者さまやご家族、さらには医療従事者が勇気をいただけるし、多くの方に喜んでいただけると思う」という米盛の話を聞き、鹿児島の地域医療への貢献に尽力する米盛の情熱に感銘してくださった長渕さんが協力をご快諾くださったことで、今回の壁画制作が実現しました。
壁画制作について
壁画制作のプロジェクトが実際に動き出したのは11月24日。診療時間終了後に現地入りされ、現場を視察していただきました。長渕さんは2種類のラフスケッチを作成され米盛理事長の意向を確認、寄り添うように咲く大輪のひまわりが2輪、描かれることが決まりました。
そして本格的な壁画制作が行われたのは12月15日〜17日の3日間。この3日間も、患者さまの受診に支障を来さないようご配慮くださり、夜間に制作に取り組んでくださいました。中でもクライマックスとなった16日は、23時過ぎまで筆を走らせてくださいました。
完成した壁画は、高さが最高地点で約4.5m、横幅は6m近くにも及ぶ大作となりました。
※現在、感染症対策のため、外来患者さまの付き添い人数の制限や入院患者さまへの面会のお断りをしております。
そのため、恐れ入りますが、見学を目的としたご入館は、当面の間お断りをさせていただきます。