手首の骨(前腕の橈骨)が折れる骨折で、手をついて転倒した際などに生じます。特に骨粗鬆症がある中高年女性が転倒したときによく起こります。また、高い所から転落して手をついた時やスポーツ中の事故、交通…
てのひらの中心を通る神経を正中神経といい、手根管症候群は、手首にある手根管と呼ばれる管の中を通る正中神経が何らかの原因によって圧迫されることで生じます。 特発性(原因が特定できない)というものが多…
指先にボールが当たるなどの突き指による受傷で、指の第1関節が木槌(マレット)状に曲がって変形した状態をいいます。中指、環指(くすり指)に多く発症します。指を伸ばす腱(伸筋腱)の損傷であり、指先の骨の骨…
頸椎椎間板は背骨をつなぐクッションの役目をしていますが、その椎間板の一部(髄核)が後側方に突出して、神経根が圧迫されることで発症します。主な原因は、加齢や喫煙、遺伝などによるものが多く、30~50歳…
背骨をつないでクッションの役割をしている椎間板の加齢に伴う変性に伴って、頚椎の終板に、骨の出っ張り(骨棘)ができることがあります。これが神経根(脊髄から左右に枝分かれする細い神経)を圧迫すると神…