鎖骨は、首のすぐ下の左右対称に盛り上がっているS字型をした骨のことです。鎖骨骨折は全骨折中の約1割を占めます。転倒や転落するなどして、肩や腕に衝撃を受けて折れる場合が多く、子どもに多いのが特徴です。 …
脱臼とは、関節の骨が正常な位置からずれてしまった状態のことをいい、原因が外傷によるものを外傷性脱臼といいます。中でも肩関節はからだの中でも運動範囲が大きく、骨による構造が浅いためもっとも脱臼しやすい…
外力によって脊髄(脳から延びる中枢神経)が損傷(ケガ)することを指します。交通事故や転落などの大きな衝撃により脊椎が骨折、脱臼して生じる場合と、転倒などの小さな衝撃で生じる場合があります。後者は元々…
後縦靭帯は背骨の中(脊髄の前方)を縦に走る靭帯で、黄色靭帯は上下の椎弓板をつなぐ靭帯(脊髄の後方)です。後縦靭帯骨化症と黄色靭帯骨化症はそれぞれの靭帯が厚みを増して骨のように固くなり、脊髄が圧迫…
背骨に力が加わることによって押しつぶされたように変形する骨折です。中高年や骨粗鬆症の方によく見られます。米や布団など重たいものを持ったりした時や、草むしりなどの作業を長時間行っても生じることがあ…
脊柱(背骨)が左右の方向に弓形に曲がる病気のことで、思春期の女性によく見られます。多くの方は無症状ですが、進行すると見てわかるほどからだの左右が非対称になります。(左右の肩やウエストラインの高さ、肩…
椎間板(背骨の骨と骨の間にあるクッションのような役割)が加齢により脊椎が変形する病気です。軽いものは無症状な場合も多く、病気とはいえないこともあります。変形が進行すると背骨の骨と骨の間が狭くなり慢性…