大動脈は、心臓から全身に血液を送り出す、体内で最も太い血管です。大動脈瘤とは、自身の血圧によって大動脈の壁が弱くなり、こぶのように膨らんでしまう病気です。動脈硬化が原因であることが多く、その…
食事で摂取した脂肪分やビタミンを消化・吸収するために必要な胆汁は、肝臓でつくられ十二指腸に送られます。この胆汁の通り道である胆道に、石ができる病気のことを胆石症といいます。胆石は胆汁が結晶化…
慢性胃炎とは、胃の粘膜が炎症を起こした状態のことをいいます。そのほとんどはピロリ菌が発症の原因と考えられています。また、ストレスや、痛み・炎症・熱を抑えることなどを目的に使われる非ステロイド性…
胃に潰瘍(皮ふや粘膜の表面が炎症を起こしてできた傷がえぐれた状態)ができる病気です。胃の粘膜がピロリ菌に感染することが主な原因と考えられています。また、ストレスや、痛み・炎症・熱を抑えることな…
逆流性食道炎とは、主に胃の中の酸が食道に逆流することで、食道が炎症を起こす病気のことです。胃の粘膜はこの酸の刺激に耐えられる構造をしていますが、食道は耐えられる構造になっていないため、胃の内容…
膵臓は、食べ物を消化する働きがある“膵液”を十二指腸に分泌しています。また、体内の糖分をコントロールする働きも担っています。慢性膵炎とは、この2つの働きが徐々に衰えていく病気です。主な原因は、長…
胃から続く十二指腸という消化器官に潰瘍(皮ふや粘膜の表面が炎症を起こしてできた傷がえぐれた状態)ができる病気です。十二指腸の粘膜がピロリ菌に感染することが原因と考えられています。また、ストレス…
大腸ポリープとは、大腸の粘膜の一部がいぼのように盛り上がってできたもののことです。 大腸ポリープはその構造によって、“腫瘍性ポリープ”と“非腫瘍性ポリープ”に分けられます。 40歳以上の人に多く見られます。 …
憩室炎とは、主に大腸にできる風船状に飛び出した憩室と呼ばれる部分に、便がつまるなどして炎症が起こる病気のことです。排便の際に力むことで大腸内の圧力が高まり、大腸の壁の弱い部分が押し出されて憩…