虚血とは、組織や細胞に血液が十分に供給されていない状態のことです。虚血性心疾患とは、心臓で虚血が生じることで起きる疾患の総称です。心筋梗塞や狭心症も虚血性心疾患のひとつです。 動脈硬化や加齢などが原因…
心臓につながる血管(冠動脈)に血のかたまり(血栓)が詰まり、心臓に必要不可欠な酸素や栄養が届かなくなることで、心臓の一部の筋肉が壊死する(壊れてしまう)病気です。 こちらのページもご覧ください(米盛病…
心臓に酸素などを供給している冠動脈の血流が悪くなり、心臓が一時的に酸素不足になることで起きる病気です。狭心症には、労作性狭心症や冠攣縮性(かんれんしゅくせい)狭心症、不安定狭心症などがあります。 労作…
大動脈は、心臓から全身に血液を送り出す、体内で最も太い血管です。 大動脈は、内膜、中膜、外膜の3層に分かれているのですが、その内膜がなんらかの原因で裂け、大動脈の壁の部分に血液が流れ込み、大動脈内が縦…
大動脈は、心臓から全身に血液を送り出す、体内で最も太い血管です。大動脈瘤とは、自身の血圧によって大動脈の壁が弱くなり、こぶのように膨らんでしまう病気です。動脈硬化が原因であることが多く、その…
背骨をつないでクッションの役割をしている椎間板の加齢に伴う変性に伴って、頚椎の終板に、骨の出っ張り(骨棘)ができることがあります。これが神経根(脊髄から左右に枝分かれする細い神経)を圧迫すると神…
背骨に力が加わることによって押しつぶされたように変形する骨折です。中高年や骨粗鬆症の方によく見られます。米や布団など重たいものを持ったりした時や、草むしりなどの作業を長時間行っても生じることがあ…
脊柱(背骨)が左右の方向に弓形に曲がる病気のことで、思春期の女性によく見られます。多くの方は無症状ですが、進行すると見てわかるほどからだの左右が非対称になります。(左右の肩やウエストラインの高さ、肩…
骨の強度は「骨密度」と「骨質(骨の微細構造)」によって決まります。骨粗鬆症は骨の強度の低下により、骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。日本の推定患者数は、1280万人(女性:約980万人、男性:約…
食事で摂取した脂肪分やビタミンを消化・吸収するために必要な胆汁は、肝臓でつくられ十二指腸に送られます。この胆汁の通り道である胆道に、石ができる病気のことを胆石症といいます。胆石は胆汁が結晶化…
膵臓は、食べ物を消化する働きがある“膵液”を十二指腸に分泌しています。また、体内の糖分をコントロールする働きも担っています。慢性膵炎とは、この2つの働きが徐々に衰えていく病気です。主な原因は、長…