擦過傷とは、皮膚表面がこすられて、すりむけてできた傷のことをいいます。道路のアスファルトやブロック塀などにこすれた時にできる、いわゆるすり傷のことをいいます。皮膚の傷自体は浅く、治りは早いですが、傷…
刺創(刺し傷)とは、包丁やナイフ、ガラスの破片といった、尖った固いもので刺されたけがのことをいいます。見た目の傷が小さくても、内部の血管や神経、内臓が傷ついている場合は重症となり、刺したものが汚染さ…
切創は一般的に「切り傷」といい、体の表面を包丁やカミソリなど鋭利なもので切られた直線状の傷のことをいいます。日常生活の中で機械や包丁などで誤って手を切ってしまうなど偶発的に生じることや、意図的に体を…
咬創(かみ傷)とは動物にかまれて生じる傷のことをいいます。見た目の傷が小さくても、関節や骨といった組織のけがや汚染に注意が必要です。
打撲傷(うちみ)は転落や転倒、交通事故、スポーツ中の事故などによって、体の一部に強い衝撃が加わることで、腫れや皮下出血(あおあざ)が生じることをいいます。日常生活でできる打撲傷は、一般的に数日から数…
交通事故や高所からの転落などによるからだの損傷で、頭部・頚部(首)、胸部、腹部、骨盤や四肢(手足)など複数の部位にわたって重い損傷を受けている状態のことをいいます。複数の臓器に重い損傷を受けていること…
多くは、交通事故や労働災害といった物理的衝撃によっておきます。 手や足が身体から切り離された状態のことで、手や足が完全に切り離された状態を完全切断、皮膚や腱だけでつながっているものを不完全切断といいま…
骨折や脱臼を伴わない(X線検査で異常なし)、軽度の靭帯の損傷のことをいいます。スポーツ中や歩行時の段差などで足首をひねることで生じます。
痛風は、血液中の尿酸の量が多くなり、溶け切らない過剰な尿酸が結晶化して関節に溜まることで、炎症を引き起こす病気のことです。激しい痛みや腫れ、発赤が生じ、高尿酸血症(尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態)の人…
骨の強度は「骨密度」と「骨質(骨の微細構造)」によって決まります。骨粗鬆症は骨の強度の低下により、骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。日本の推定患者数は、1280万人(女性:約980万人、男性:約…
顔面の知覚を司る三叉神経を血管が圧迫することにより、電撃的な痛みが三叉神経領域におこります。
三叉神経痛と間違えられがちですが物を飲み込む時の喉の奥からの激痛です。舌咽神経という神経が血管に圧迫されることが原因で三叉神経痛、片側顔面痙攣と比べて患者数は少なく、三叉神経痛同様テグレトールが効…
三叉神経痛は血管が三叉神経を圧迫することにより痛みのおこる疾患でしたが、片側顔面痙攣は血管が顔面神経を圧迫することで片側顔面のぴくつきが起こる疾患です。
大腸ポリープとは、大腸の粘膜の一部がいぼのように盛り上がってできたもののことです。 大腸ポリープはその構造によって、“腫瘍性ポリープ”と“非腫瘍性ポリープ”に分けられます。 40歳以上の人に多く見られます。 …